「メンズコスメ」市場は拡大中
そして今年、最も注目されているのが「メンズコスメ」 成長が続く市場は、来年には１６７０億円まで拡大する見通しです。（「富士経済」調査より）
ロフト健康雑貨部 幅野博貴さん
「きっかけはコロナ禍で、オンライン会議などで自分の顔を見る機会がすごく増えていて、特に若い方は、ＳＮＳ普及によって自分の顔の写真をあげることが増えているので、より『
良い印象を与えたい』とメイクをする方が増えています」
また、韓国のアイドルなどに憧れてメイクを始める男性も増えているそうです。実際にメイクをしている２０代の男性に話を聞くと。
メイクをしている男性
「休日は外に出かける時にファンデーションとか、自分ができることをやっています。アイメイクは、多少休日の時はしています」
メイクをしている男性
「きょうは仕事が休みなのでファンデーションと眉毛を書いています。（自分の周囲でも」最近メイクをする男性が増えています。
メンズコスメは、男性の肌色に合わせたカラーで、石けんで落とすことができる商品も多いといいます。
日焼け止め効果のある男女兼用の化粧下地を使用してみました。
ロフト商品本部 健康雑貨部 幅野博貴さん
「男性は、日焼け止めを使う時に、ベタつきや白浮きが気になる方が多いです。スティックタイプやテカリを押さえる商品もよく売れています」
男性用アイライン・マスカラも登場
化粧下地やファンデーションの種類も毎年増えていますが、加えて今年は、アイラインやマスカラといったポイントメイクの商品が続々と販売されています。
ロフト健康雑貨部 幅野博貴さん
「男性のメイクですと、下地やファンデーションなどのベースメイクを中心に売り上げていましたが、最近は涙袋ライナーが新しく登場しています。」
化粧品メーカーの「マンダム」が去年５月、１８歳から２６歳の美容に興味を持つ男性１１０人を対象にインターネットで行った調査では、約８割が“涙袋メイクに「興味を持っている」と答えました。「目を大きく見せ、小顔効果も期待できる」とされる涙袋メイク。ＲＫＢの男性スタッフも試してみました。涙袋の上に明るめのコンシーラーを乗せて馴染ませた後、涙袋の下にブラウンのラインを引きます。すると、メイクをした目のほうが自然に大きく見えているでしょうか。
涙袋ライナーのほか、メンズ用のマスカラなども販売されています。「美しくなりたい」という気持ちに性別問わず臆せず挑戦できる、新時代がやってきました。
この記事はいかがでしたか？
リアクションで支援しよう
