「ロボットの市場を攻める」業界初・自律型の産業用ロボット生産へ 安川電機が国の特区制度活用
福岡県北九州市に本社を置く安川電機が、国の特区制度を活用して業界初と言われる自律型の産業ロボットの生産拠点を新たに設置することになりました。
「グリーンアジア国際戦略総合特区」に指定
28日、福岡県の服部知事は安川電機の小笠原浩会長に「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定書を手渡しました。
福岡県 服部知事
「指定法人として指定いたします」
この特区は環境に配慮した製品の開発などを進めるために創設されたもので、指定されると税制上の優遇措置が受けられます。安川電機はこの特区を活用して来年夏ごろまでに北九州市八幡西区に新たな工場を建設し、業界初といわれる自律型の産業用ロボットの生産を進める計画です。
特区活用企業 福岡県内で80社に
安川電機 小笠原浩会長
「ここから一気にもう1回ロボットの市場を攻める。工場の完成の暁には、また世界中に攻めれると思います」
福岡県内でこの特区を活用する企業の数はこれで80社となりました。
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