「寿司が安い!」と驚く外国人 止まらない円安 海外への旅行には負担… ドル建てで輸入食材を使う飲食店は経費増に頭悩ます
外国為替市場では3月27日に円相場が一時1ドル=152円台に迫る、33年8か月ぶりの円安水準となりました。止まらない円安、海外旅行や飲食業界に大きな影響が出ています。
値上げ迫られ頭を抱える飲食店も
「これ以上値上げはできない」と頭を抱える飲食店もあります。北九州市八幡東区のカレー店にうかがいました。
スリランカカレー店 KANDYAN 小林典子店主「これはけっこう高いですよ、一袋がけっこう高くなっているから、2~300円は上がっているんじゃないかな」
商店街の中に店を構えるカレー店。カレーに欠かせないスパイスもドル建てで輸入しているため、円安が進むと大きな痛手となります。これまでの円安や物価高を受けて、すでに販売価格を100円から200円ほど値上げしています。
小林典子店主「(単品で)1000円以上は商店街ではつけられないと思っていて、1000円は維持しつつ、ほかのスペシャルメニューとかは100~200円上げている。飲食業だけをするのは厳しい」
止まらない円安。私たちの暮らしに与える影響は、どこまで広がるのでしょうか。
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