歩きはじめた僕~秋山大輝2024~
2024年第9回
制作:NBC長崎放送
ディレクター:宮路 りか
骨が折れやすい難病、骨形成不全症の秋山大輝さん(18)は、この春高校を卒業し社会人になりました。幼い頃は、気象予報士やアナウンサーを夢見ていましたが、夢だけでは生きていけないのが現実だと気づきます。「自分ができることは何なのか?」考えた末、得意なパソコンを活かし、 B型就労支援の事業所で働くことに・・・。
自立も視野に入ってきましたが、自分ひとりではどうしてもトイレに行けない・・・。トイレ問題が一番のネックです。時の流れは確実に秋山家の家族のカタチを変えつつあります。2月で16歳になった妹の実優さんは、兄のことをどんな風に考えているのか・・・。そして、両親の願いは?
取材を始めて7年が経ちました。背中でしか移動できなかった大輝さんは、お尻で移動できるようになり、2年前からは歩行器を使い自分の足で歩けるようにもなりました。自分で歩けるようになって変わったことは目線の位置。私たちには当たり前、でも大輝さんにとってはひとつひとつが喜びです。おしゃべりが大好きな大輝さんがナレーションも担当します。生い立ちそして歩きはじめた大輝さんのこれからの物語です。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう