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ブレイブブロッサムズと呼ばれるラグビー日本代表。そんな桜のジャージに袖を通す選手を育てることを夢にしている男性がいます。ラグビースクール「ワンステップ」の代表中村翔さん(37)は、小学生や中学生を対象にラグビーの指導をしながら、保育園でタグラグビーなども実施。小さいころからラグビーの楽しさに触れる機会を増やそうと奮闘しています。
宮崎県高鍋町出身の中村さんは、3歳でラグビーを始め、県内の強豪高鍋高校では花園にも出場。その後、大学に進みラグビーに打ち込みました。福岡の実業団からの誘いもありましたが、両親の強い希望で地元に戻り、就職。しかし、その日々にどこか燃え上がりきれない感情を抱いていました。
2年前、中村さんは「自分の気持ちに嘘はつけない」と仕事を辞め、一人でラグビースクール「ワンステップ」を立ち上げます。A級コーチの資格も取得するなど指導者としてのステップアップも図りながら、今でも地元のラグビーチームに所属して選手としても活動する中村さん。小学生の娘二人にも楽しそうにラグビーを教えています。30代半ばで、ラグビーに“リ”トライする男の挑戦の行方を追いました。
(制作:MRT宮崎放送/山下 淳史)
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