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指スケって知ってる?福岡市南区の専門店でRKBラジオ・スナッピーが挑戦

私たち、RKBラジオのキャスタードライバー・スナッピーは、午後の生ワイド番組『#さえのわっふる』で「スナッピーのわふリク」という中継放送をしています。エリアあちこちにおじゃまして、リクエスト曲を伺うというコーナーです。今回が先日訪れた指スケ専門店でのもようを振り返ります。「指スケ」って何? と思った方、ぜひ最後まで読んでくださいね。(報告・スナッピー前田愛美)

長さ約10センチのスケボー

指スケ専門店「Hooded Fingerskateboards」は福岡市南区曰佐にあります。指スケとは、人差し指と中指を脚に見立ててトリックを決めていくという指のスケートボードなんです。

大きさはおよそ10cm。もともと指スケは、スケートボーダーがイメージトレーニングで始めたのがきっかけ。頭のトレーニングにもなり、集中力も上げることができるので、今では老人ホームや学校でも活用しているところがあるそうです。

ちなみに、『#さえのわっふる』パーソナリティのしゃかりき・光ママは、授業中に指スケで遊んでいるのが見つかって、よく廊下に立たされていたとか。

オーナーの寺田まさしさんは指スケ歴15年。自宅で自作の指スケも制作しています。今ある指スケの数はおよそ500個。寺田さんの作る指スケは、軽くて弾きがいい国産ヒノキが材料です。

木を薄くスライスして、それを何層も重ねます。一般的な指スケは5層ですが、ヒノキは軽いため、寺田さんの指スケは7層にして強度を増しています。

オシャレなのでインテリアとしても良さそう。いろんなデザインをコレクションしたくなります。

指スケ最大の魅力は、どこでも遊べること。「斜面をかけ登って、板を360度回して降りる」という技は、本物のスケートボードで見せるには場所が限られますが、指スケなら、私たちがリポートする際に手に持っているバインダーの上でもクルクル登って回れます。

寺田さんは、居酒屋でテーブルの角を利用したり、卓上の七味唐辛子の小瓶の上を飛び越えたりしているそうで「料理が運ばれるまでのいい暇つぶしになる」と楽しそうに話していました。外出時には「財布、携帯、指スケの3点セット」を持ち歩くそうです。

スナッピーが技に挑戦!

私と一緒に取材に行った、スナッピー小島可奈子が指スケに挑戦です。ファイブオーグラインドという、後輪だけで手すりを滑り落ちていくという技を、寺田さんお手製のスロープと階段のついた「パーク」を舞台に繰り広げます。

この技の成功の基準は「四輪で着地すること」、結果は…寺田さん「成功です!」

スナッピー小島は「スケートボードは操るのも難しいけれど、指だけだと技の美しさを追求できるから楽しい」と感想をリポート。ケガの心配もないので始めやすいですね。

寺田さんは、パリオリンピックの競技を映像で見ながら、「この技、指だとどうやってやれるんだろう?」などと考えていたそうです。堀米雄斗選手のユウトルネードも「結構、回転があるので指が攣(つ)りそうだけど、やってみたい」と意気込んでいます。

9月中旬には、福岡県那珂川市に新たなショップをオープン予定。ここでは、世界中の指スケを販売展示し、指スケの遊び方や作り方を教えるワークショップも計画しているそうです。

指スケは世界大会も開かれている、ここから世界チャンピオンが生まれる日が来るかもしれません。

Hooded Fingerskateboardsホームページ
https://www.hooded.co/

Hooded Fingerskateboardsインスタグラム
https://www.instagram.com/hoodedfingerskateboards/

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前田 愛美

スナッピー

出身地:福岡県 誕生日:8月3日 趣味・特技 趣味:洋服を買うこと、温泉 特技:子供をあやすこと(赤ちゃんは私の抱っこで寝ます、小学生の心は一瞬で開きます。多分...笑 )・何時になんの番組が放送されているか答えられる事(友達からは番組表と呼ばれてました笑)