安曇族の足跡を探るの26回目は関山神社の仏像
新潟県の妙高山の近くに関山神社はあります。ここには秘仏といわれる仏像があります。
その仏像は番組で紹介した安曇族が持ち込んだとみられる二つの仏像(対馬の浄林寺の仏像と安曇野の観松院の仏像)に似ている仏像がここにある、というので訪ねました。
しかし、秘仏ですから寺の奥深くにしまわれ、数年に一度しか顔を見せてくれないのです。
そこで、二つの像の写真を寺の総代と地元の仏像研究者に見せ、話を伺ったところ百済で作られて日本に持ち込まれたとみられること、大きさ、形、など共通点が多く、同じ頃、百済で作られたものだろうという話でした。
しかし、寺に持ち込んだのが安曇族かどうかは不明で、現在は渡来人がもちこんだのでは、という結論だということでした。
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