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10gで快適空間!次世代アロマ

宮崎県宮崎市で輸入アロマランプを販売している「ベルコード」。その社長、大西将也さん(41)が新たに開発したアロマ芳香揮発装置が、今注目を集めている。アロマを拡散させるためには「電気」「水」「火」などの原動力が必要だが、「火を使うのは不安」「電気は音がうるさい」といった声も多い。


そこで携帯カイロをヒントにひらめいたのが「AROPO(アロポ)」。わずか10gの特殊な発熱シートで、カイロと同じく活性炭や・鉄粉などの材料で作られている芳香揮発装置だ。精油をたらすとあっという間に空間に香りが広がり、持続効果は約1時間。


基本的には使い捨てだが、使い終わった後はアロマストーン替わりにも使用可能。また、鉄と炭が材料のため消臭効果も期待でき、アロマとして使い終わった後は消臭剤として靴箱の中などでも使用することができるのだ。さらに、消臭剤として使われたあとも、回収され、水質の浄化剤や土壌改良剤として生まれ変わり、再利用されている。


現在世界6カ国で特許を取得していて、次の目標はウイルスや除菌、防虫などといった空間の困りごとをAROPOで解決すること。世界を視野に入れて挑戦を続ける大西社長の姿を描く。

企業名:株式会社ベルコード
代表者:大西 将也さん
住 所:〒880-0015宮崎県宮崎市大工1丁目7-23(店舗)
電 話:0985-78-6474
ホームページ: https://www.aropo.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/aropo_jp/

取材後記

取材でお店にお邪魔するたびに「あ~いい香り」と思わず言葉が出ていました。あんなに小さいのに、店内どこにいても香りが漂うんです。代表の大西さんは、お母さんの影響で小さいころからアロマが身近にある環境だったそうで、アロマはあってあたりまえの存在だったんだとか。


とっても探求心のある方で、なんでもかんでも自分で作ってしまうので、この商品もどこまでも成長していきそうだと感じました。火も水も電気も使わず、掃除もメンテナンスも不要なAROPO。ズボラな私にはとってもピッタリな一品。いつか全国で、全世界で活躍する日を楽しみにしています。
 

(MRT宮崎放送/田山地 笑実)

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