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『光のアクセサリー』

長崎県諫早市に住む松田友紀さん(44)は「リウマチのアクセサリー作家」として活動しています。松田さんは小学4年生からバレーボールに打ち込み、中学時代はアタッカーでエースとして活躍。しかし、高校1年生のときに突然、リウマチを発症。日常は変わってしまいました。

 

「関節リウマチ」は、免疫の異常によって関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる病気です。進行すると、関節の変形や機能障害も現れ、松田さんは発症から約3か月で寝たきりの状態に。手術とリハビリを繰り返し、いまでは生活の大半を不自由なくこなせるようになりましたが、手の関節は変形し、人から見られることに苦しい思いも。いまでも痛みや変形は続いています。

 

そうしたなか、かねてよりアクセサリー作りに挑戦したかった松田さんは、9年前、思い切ってワークショップに参加。その楽しさに魅了され、自身のブランド「kawaika」を設立しました。工具も活用しながら、1つ1つじっくり手づくりしています。アクセサリーを通して「笑顔と勇気を届けたい」という松田さん。前向きな思いと笑顔でアクセサリーは輝きを一層強くしています。人々にパワーと希望を与える彼女の思いと挑戦を描きます。(NBC長崎放送/久富美海)

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