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全国V4!最強中学生ソフトボールチーム「福岡レッドドリームズ」に密着

radikoで聴く(8月14日まで聴取可能)

こんにちは!RKBラジオのキャスタードライバー、川原彩音です!今回は8月7日放送のRKBラジオ『Toi toi toi』のリポート企画「スーパーティーンズを探せ!」で取材した、女子中学生のソフトボールクラブ「福岡レッドドリームズ」を紹介します。大会直前、気合のこもった練習の様子をリポートしました。

まだ9時なのに!?自主練習に励む選手たち

福岡レッドドリームズは、糟屋郡志免町や福岡市内近郊を拠点に活動する、創部17年目のクラブチーム。なんとこれまでに全国優勝を4回も果たしている、超強豪チームなんです。現在、3年生9名 、2年生5名、 1年生8名 の22名が在籍しています。

この日は雨で室内練習場での練習でしたが、私たちが朝9時に到着した時には、もう選手たちはウォーミングアップを終え、練習を開始していました。

監督の指示を待つことなく、ピッチングマシーンを使った練習、ノック、筋トレなど、各自が黙々と最終調整に励んでいました。2日後には3年生にとって最後の大きな大会が控えているということで、練習場には緊張感が漂っていました。

キャプテンの土井さんが、みんなが平等に練習できるようメンバーに声をかける姿も。中学生とは思えない自発的な練習態度に、本当に驚きました!

W杯優勝!世界を経験したスーパーティーン

このチームには、日本代表に選ばれ、昨年3月の第2回女子U15アジアカップで優勝、さらに今年6月末から7月にかけてイタリアで開催された第2回女子U15ワールドカップでも優勝という快挙を成し遂げた、内野手の東山珠那さん(中学3年生)が所属しています!

海外に行くのも初めて、外国人選手と戦うのも初めてだったそうで、最初は体格の大きさに圧倒され、怖いとすら感じたそうです。それでも、試合を通してチームの絆が深まり、最後は帰りたくなくなるほどだったと話してくれました。

東山さんの強みは「守備力」。守りを固めて戦い抜くことを意識しているそうです。将来は理学療法士になって、現役選手を支えたいという素敵な夢も聞かせてくれました。

日本代表に選ばれた時は、「まさか自分が」と驚きを隠せなかったそうです。謙虚な姿勢にも感銘を受けました。

苦悩を乗り越えたキャプテンの努力

チームをまとめるキャプテンの土井彩由奈さん(中学3年生)にもお話を伺いました。

キャプテンはメンバーの投票で決まるそうで、選ばれてからの日々は苦悩の連続だったそうです。元々、黙々と練習を続けるタイプで、自分の気持ちを表現するのが苦手、入部当初は声を出すこともできなかった土井さん。

キャプテンに選ばれてからは、実力のある選手にも指示を出したり、声をかけたりする必要に迫られ、家に帰って悩むことも多かったそうです。それでも、「ソフトボールとチームが好き」という気持ちで乗り越えてきたと話してくれました。

母親の絢さんも、「チームに入って精神的に大きく成長した」と話してくれ、「自分を信じて頑張ってほしい」とエールを送っていました。

3年生の想いが詰まったお守り

最後の試合は大阪で行われるそうで、選手たちは大きなカバンを並べていました。

3年生のカバンには、副キャプテンの金本さんが作ったという、パズルのピースの形をした手作りのお守りが! 9人分のピースを合わせると、一つの正方形になるように作られていました。チームの絆を感じさせる、温かいお守りですね。

いつも笑顔が絶えない明るい3年生たち。練習以外では、他愛もない話や恋バナで盛り上がっていたそうです。かけがえのない中学生時代を一緒に駆け抜けてきたんですね。

練習後、大阪へ向かう皆さんの表情には、自信と期待が満ち溢れていました。きっと、後輩たちにカッコいい背中を見せてくれるはずです。頑張れ、福岡レッドドリームズ!

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川原 彩音

スナッピー

出身地:熊本県 誕生日:1月19日 自己紹介お願いします 福岡生まれ、熊本育ち。佐賀で学生時代を過ごし、九州愛はばっちり、川原彩音です! 九州のわんぱく娘となるべく、持ち前の好奇心と行動力でエリアを駆け回ります。美味しいラーメン屋さんの情報お待ちしています!