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財津和夫、コンサートの時に姫野達也だけがギターを抱えてステージに登場する理由を嘯く

TULIP・財津和夫が、時には今までの事を振り返るRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。10月19日の放送では、日本語で既視感というデジャブの経験について、また姫野達也のステージへの登場方法に関する話をします。

デジャブ経験者と未経験者のすれ違い

ポルトガルの旅行の最中、デジャブ=既視感を強烈に感じた、というリスナーのお便りが届きました。
財津「デジャブって、よくありますよね」
下田「そうですね…」
財津「ないですか」
下田「どうですかね。あるかもしれない。若い時の方があった気がする。最近はもうそんなに感じないかな」
財津「若い時の方が多いらしいですね」
下田「へー、そうなんですね」
財津「忙しくしていると、そういうことを感じる暇もないでしょ」
下田「かもしれない」
財津「下田さん、忙しいからな」
下田「そうでもないですよ」。
財津「『もうデジャブどころじゃないよ』って」
下田「いやいや、目の前のことで、『イマココ必死』みたいな」
財津「うまいこと言うな」

財津「僕は最近、確かにないかな。年とったからかもしれませんけど。よくありました、昔。『えっ!』とか突然きちゃうんですよね」
下田「ホーホウホウ」
財津「ホウホウって、体験はあるんでしょ」
下田「あると思う。でも、突然かどうかわからないけど、例えば高架下とか団地を見ると、小さい頃を思い出す」
財津「違う。それデジャブじゃなくて、幼児体験です」
下田「そうですか。そうなんだ」
デジャブを感じない人も多く、その中には過去の実際の経験や事実を連想して思い出すことをデジャブだと勘違いしている人も少なくないそうです。下田アナも、おそらくその中の一人なのでしょう。

財津「だから、行ったことない所なのに行ったことがあるとか、誰かと対面で話していて、喋ってる途中で『これ、前に一度あったよね、こんな話』とか」
下田「それはあるかもしれない」
財津「あれも不思議ですよね。いろいろ、神秘的なことが世の中にいっぱいありますけど」
下田「前世なのかしらデジャブって」
財津「かもしれないし、先祖の記憶かも知れない。あるいは並行宇宙の中に行ったり来たりして」
下田「そうそう、パラレルワールド。財津さん、どんな場所でデジャブ感を感じたことがありますか。何を見た時?」
財津「僕は対面がよくある。話してる途中で、『ちょっと待って、これ前も同じ話を同じようにしたよね。次、僕がこう言うんだけど』みたいなことがある」

今日の一曲はTULIP『笑顔をみせて』。アルバム『TAKE OFF』(1974年発売)のB面の最後に収録されています。B面5曲目『悲しみはいつも』、6曲目『ぼくは陽気なのんきもの』そしてこの7曲目の『笑顔をみせて』まで組曲(メドレー)形式になっていますが、この曲は財津と姫野のツインボーカルが特徴でもあります。

 

スターは別格扱いなのです

ステージに姫野達也が登場する時はギターを抱えているし、ギターを変える時もスタッフが新しいギターを持ってくるのが不思議、という疑問質問のお便りが届きました。

財津「もうはっきりしてますよ、これ。姫野さんはスターからですよ。だからスタッフがギターを持ってくる。僕は、姫野くんより一段階下なんで、自分でギターを持ってくる…そうやって自虐を楽しんでます」
下田「ですか?私は、単に(姫野が)天然だから取り間違えされる(おそれがある)んじゃないかと」
財津「それは素晴らしい解釈です。ピンポーン!」
下田「(笑)」

財津「…いや、そんなことは誰も言いませんし、だからっていう理由もはっきりしてるわけじゃないんですけど、多分スタッフは『こういうことあっちゃいけないかな』と思って、『ここは持っていきます』みたいな段取りになってるんでしょうね」
下田「阿吽の呼吸ですか」
財津「あうんの呼吸といえばかっこいいですけど…いやいや、スタッフが一生懸命気遣ってるってことですよ」そのあと、財津がステージ機材の技術的な要因からの説明も加えましたが、弁解気味の筋立てです。どうぞ放送を聞いてお確かめくださいませ。

次回10月26日の放送は、18時15分(午後6時15分)からの予定ですが、日本シリーズにソフトバンクが進出した場合は放送時間が17時(午後5時)からに変わります。
財津のソロコンサートに関するお話をします。

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