息を呑む美しさ！佐賀・九年庵の紅葉をRKBラジオ・スナッピーがリポート

こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー、蒲池みなみです。今回は、11月17日のRKBラジオ『Toi toi toi』でリポートした、佐賀県で唯一、国の名勝に指定されている「九年庵」の紅葉を振り返ります。

九年庵は仁比山の山中にあるため、平地よりも紅葉が進んでいました。向かう道中、スナッピー号から見た沿道の木々よりも葉が赤く色づいていて驚きました。紅葉に差し込む陽の光が本当に綺麗で、思わず息を呑む美しさでした。

神埼市街、筑後平野、そして有明海まで一望できるんです。案内をしてくれた佐賀県政策部の田中さんによると、さらに天気の良い日には、遠く長崎県の雲仙・普賢岳まで見えるというから驚きです。

私たちが取材した17日はまだ暖かかったのですが、ここ数日の気温の低下で今週末22日から24日の3連休はさらに紅葉が深く色づきそうです。

九年庵では、これまで公開されていなかった新ルートが今年から公開されました。仁比山をさらに登っていくコースで、途中、開けた場所にお茶席が用意されています。

この新ルートからは、九年庵の茅葺き屋根の母屋（おもや）を上から眺めることができて、これもまた格別なんです。

そしてこのお茶席では、土・日・祝日限定で演奏会が開かれるとのこと。23日は三味線、24日はジャズオーケストラ、30日は篠笛と、日替わりで様々な楽器の演奏が聴けるそうです。さらに、限定で嬉野茶のふるまいもあります。

紅葉を観て、演奏会を聞いて、美味しいお茶をいただく...まさに五感で感じる秋を堪能できますね！

九年庵には、趣のある茅葺き屋根の母屋が建っています。その屋内から眺める紅葉は、外から見るのとは違って、ゆったりとした楽しみ方ができます。

今回のリポートでは、九年庵の由来や歴史についても詳しくお話を伺いました。気になる方はぜひ、radikoのタイムフリーを聴いてくださいね！

九年庵の秋の一般公開は、11月15日から11月30日までの午前8時から午後4時までです。JR長崎線・神埼駅から路線バスで10分、または近隣の駐車場や高速バスをご利用ください。