
財津和夫、ヤキモチこそが愛情表現の最高の手段、だから打算でヤキモチを演じる?!
TULIP・財津和夫が、時にはリスナーのお便りに少し皮肉を交えながら答えるRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。11月16日の放送では、ご主人のヤキモチに閉口したというお便りに対する財津独自の裏読みや、リクエスト曲から連想したイギリスでのちょっとした思い出話などが飛び出します。
打算がなせる演技かも
財津が登場するBSの番組を夫婦で見た際、「一度でいいから握手したい」という発言に、夫が「よその男に触りたいの?」と不機嫌に。まさかのヤキモチ、二人とも70代なのですが・・・というお便りを頂戴しました。
財津「とは言いながらこの方、嬉しいんじゃないの」
下田「ちょっとのろけてます」
財津「ちょっとね。わざわざそんなこと書いて、どうですかって感じで送ってくるんですから」
下田「嬉しかったのかしら」
財津「『私ってやっぱり、そんないい女』みたいな…残念でした」
下田「何、どういうこと?」
財津「この旦那さんの気持ち、僕が代弁します」
少しの間、ご主人になりきった財津がアイロニックに演じます。
財津「『どこかで愛情を示さなきゃいけないけど、最近ずっと示せてないな。示したい気持ちがないからなんだよな。いや、どこかで示しておかないと、これからももうちょっと夫婦関係が続くだろうし、私が病気になったときに看護介護してもらわなきゃいけないし』と思って、彼は今がチャンス、ここだ!と思ってヤキモチこそが愛情表現の最たるものだっていうんで、言ったんじゃないんですか」
下田「え演技、演出?!」
財津「はっきり言えば演技でございます。残念でしたね」
下田「本当だと思いたい」
財津「でもさ、70でヤキモチやく?」
下田「やかない?」
財津「人それぞれですからね、やくかもしれないけど。でも本当だとしたら、ご主人が心の底から出た言葉だとしたら、最高ですね。これが本当だとしたら、っていう大前提がありますけど、あなたは幸せ者です」
下田「そうですね、これが演技だったのか、その後にヤキモチエピソードが発生したかどうか、またご報告ください」
財津「続編を、PSを、お願いします」
若い時のハイトーン
「先日、パイロットのマジックをTULIPがカバーしているライブ盤を聞きました」というお便りを頂戴しました。
財津「いやあ、懐かしいですね。パイロットっていうグループ、実はイギリスのバンドなんです」
イギリス、と言えば財津はじめTULIPのメンバーが敬愛するビートルズの母国。そのビートルズゆかりのアビー・ロード・スタジオでの話です。
財津「アビー・ロード・スタジオの見学に行った時に、もう本当に新人って感じの2人組の若者がスタジオの隅っこに座っていて。エンジニアが大きな態度で、『この曲なかなかいいね』とか言ってミキシングしてるんです。
記憶はそれだけだったんですけど、パイロットというグループのアルバムを聞いた時に『あ、これあの時の曲じゃん!』と、トラックダウンしていた曲を思い出したんです。ガール何とかネクストとか言ったな…ちょっとごめんなさい、タイトルははっきり覚えてない」
行きつ戻りの財津の話を少し補足しますと、ミキシングしていた曲は、パイロットのファーストアルバムに収録されている『Girl Next Door』。パイロットは2人ではなく4人グループ。ファーストアルバムからシングルカットされ、イギリスでもアメリカでも大ヒットしたのは『マジック』。
財津「あれ(スタジオの若者)はパイロットの2人だったのかなっていうのを思い出して嬉しかったんですけど、このマジックはものすごくヒットしましたんで。(お便りに)ハイトーンって書いてありますけど、本当に高いんです。ものすごい高いレンジで歌ってる曲でしたけど、若い時は、この音が私出たんです。今はもう出ません…オクターブ以上はあったぐらいですよ、オリジナルは…この歌を、何度か後年ステージでもやろうかなと思ったこともあったんですけど、『いやもう出ないな』と思って断念した事を思い出しました」
下田「そのハイトーンに注目して、原曲をお聞きいただきましょう」
ということで、今日の一曲はパイロットで『マジック』。パイロットは、ベイ・シティ・ローラーズに在籍したデヴィッド・ペイトンとビル・ライアルの再会をきっかけに、1974年に結成されたバンドです。
次回11月23日の放送は、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定です。
コンサートで歌う曲の選択について、お話しします。
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