
財津和夫、日経の「私の履歴書」では、墓まで持って行こうと思っていたコトまで喋ってしまった
TULIP・財津和夫が、時にはコンサートでのトーク内容まで明かしてくれるRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。2月15日の放送では、コンサートの幕間直前の「トイレタイムのお知らせ」や、新聞の連載記事、自分の誕生日を迎えての感慨、等についてざっくばらんに語ります。
墓まで持って行きたかった
番組冒頭では、「日本経済新聞の『私の履歴書』を読みました」とのお便りを紹介しました。
財津「いやいや、読んでいただいて…『財津さんあんなこと書く人だったんですね』とか言われるんですけど、ここで明言しておきます。あれ、インタビュー記事なんで、僕が書いたわけじゃないんですよ。プロってやっぱり違うんですね。やっぱり何事でもプロと名の付くものは、それなりにアマチュアとは差を広げていますよね」
下田「グイグイ聞かれましたか?」
財津「聞かれましたね。あの、まさかそんなことまでは書かないだろうと思って、なんか誘導尋問に引っかかっちゃって、どんどん喋っちゃったんです。そしたら、なんだかもう『普段喋ったことのない、皆さんが知らない事を書いたほうがいいんで、これも書く、あれも書く』とか言われて。『やめてよ』ってなんか言おうと思ったんですけど、どうでもいいやって。もうこの歳になったらね、『いいか、そうしたいんだったらそうしたら』って感じで。はい、というわけで、とんでもない話も出て書かれておりましたね。墓まで持って行こうと思ってたのになぁ」
下田「でも人生を感じました」
財津「え? 読んだんですか?」
下田「もちろんです」
財津「恥ずかしいね。身内に読まれるのが一番恥ずかしいです」
下田「だけど、簡単に物事が運ばないとか、傷つき、誤解を生じたり、寄り道したり、デコボコだったりするっていうことが、やっぱりこうステージ上のスター、歌手の方、アーティストの方にもあるって思うと、なんか身近にも感じるし、だからこその味わいというか、そんな風に感じました」
財津「私の履歴書が出るぐらいですから、そんだけ歳取ったんだなっていうのを実感しましたね」
下田「歩みを見せていただきました」
歩みを見たからには、新聞に負けない「尋問インタビュー」(?) を期待しています。
入れたスイッチにストップをかける意地悪爺さん

コンサート第1部の最後の曲前、財津の「トイレに行けますよ」という言葉で急にスイッチが入ってしまい、曲の後ダッシュでトイレへ向かった、という報告のお便りを紹介しました。
財津「賢いですね。だってめちゃくちゃ混雑するじゃないですか」
下田「そうですね」
財津「あの、便器は…あ、ちょっと直接的すぎたね…個室は限られてるから、やっぱり奪い合いになるんで、いつもけしかけるように僕言ってるんです。『皆さん急いで行ってください』って」
下田「けしかけるの? …でも最近、急ぐと転ぶこともあるから、気をつけて急いで」
財津「それとやっぱり、これもこういう放送で言うのは本当に憚られるんですけども、ステージでつい言っちゃうんですよね。例えば年取るとトイレという言葉とかそういうワードを耳にしなければ、意識しなければ気がつかなかったことが、その一言を聞いたおかげで『あ、やばい』って感じになるのが年寄りの僕の経験から言うとそうなんです」
財津「夜、『面白いな』思ってずっとテレビを見てるじゃないですか。全然尿意も感じないんです。で、突然その映画を見ていてトイレのシーンになると情報が入ってくるじゃないですか。すると急に『やべえ』って感じになるんですよね。だからこの方も『トイレに行けますよ』って聞いたからスイッチが入ったんじゃないですか。僕意地悪なんで、最近あえて言うようにしてるんです。そして、言った後もっと話を長く…」
下田「ああー! そしたらみんな我慢できなくなっちゃうわ」
財津「次の(第2部の最初の)曲が始まるまで、(第1部の)曲が終わってからしか休憩にならないんで。皆さん、その間…そこ姫野が歌う曲なんで、第1部の最後の曲。だから姫野の曲なんて耳に入ってないと思います」
下田「いやあ(笑)。しかしそこでちょっと耐えるトレーニングにはなるかもしれませんね」
心理学の古典的な言葉、「パブロフの犬」の実験の再演のようです。脳科学的には「ミラーニューロンの共鳴」などと呼ばれることもあるようです。
今日の一曲は、TULIP『生きるといふこと』。『サボテンの花』などと一緒に、1975年発売のTULIP5枚目のオリジナルアルバム『無限軌道』の中に収録されています。
20代でこの曲を書いてしまう財津を称賛するリクエストメッセージを頂きました。
アコースティックギターとピアノのシンプルな音色とリズムが心に響く作品です。
昔は平気で「ぺっ」
下田「来週(2月)19日、お誕生日ですね!」
財津「あ、本当だ。もうね、年取った皆さんが口を一つにしておっしゃることは、『誕生日なんてもういいよ、来て欲しくない』と言いますよね。僕もそうなってしまいました。もうここで止まって欲しいですよ。いやもっと若い時に止まって欲しかったけど。若い頃はもう早く年取ってどんどん年取っていきたいと思ったんだけど、実際年取るとやっぱり年取らないほうがいいなと思い始めました。もう身体のいろんなとこがぐちゃぐちゃになってくるんで。身体は健康で年取るのは最高ですけど、年取ったら本当いろんなことが変わります」
下田「そうですか」
財津「そうですかって、どうですか」
下田「変わります、変わってるわよ(笑)」

財津「ホント、変わるよね~」
下田「疲れやすいしね、シミもシワも増えるし、乾燥もするし」
財津「乾燥するね、ホントに。もう紙めくれないもん」
下田「スーパーで困っちゃうし」
財津「かといってこう、唾つけるのもね、ちょっと人前では憚られるし。まあ、でも最近消毒液付きの水が…」
下田「指先を湿らせるのもありますね」
財津「でもあれもなんか汚らしそうで触りたくないし」
下田「コロナの時は撤去されましたしね」
財津「昔は平気で『ぺっ』って指につけてたけど、最近なんか上品になっちゃったのかな」
下田「そうですかね。来週は誕生日を経た『ニュー財津さん』とお話を進めてまいりましょうか」
次回2月22日の放送は、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定です。
習い事について、お話します。満78歳を迎えた「ニュー財津」にご期待ください。
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