松本平と善光寺平の境目あたりにある筑北村。ここは北アルプスの絶景と古くからの善光寺街道が満喫できる場所です。筑北村観光課課長の宮下さんに案内してもらいました。

善光寺に向かう峠にある「切通し」。切通しとは、山や丘を部分的に切り開いて通れるようにした道のこと。筑北村の切通しは、切り立った岩に挟まれた道で、長さ27m、幅3.3m、高さ6m。作られたのは1580年…安土桃山時代!。さらに1809年…江戸時代に追加工事がなされています。

「街道をスムーズに歩いてもらうため、昔は、岩みたいなのがあってその上を通ってたのを“まっすぐ行く”ってんで、ノミかなんかでみんな手作業で削って、掘り割りの道ができてるんです。」と宮下さん。促されて切通しの側面部分の岩を見ると、ノミで削ったあとが残っているのがわかります。

その近くに「青柳宿」という宿場町があります。私の宿場町のイメージは平らなエリアだったのですが、ここは坂道。しかもけっこうな坂道。宿場町のサイズそのままに道と家並みが残り、家のベースになっている石積みや家の前の水路が時代の積み重ねを告げている感じです。そして宿場町から北アルプスが…見える!江戸時代の旅人も北アルプスの山並みを見て「ほえええええ」とか言ってたのかなあ…。


そして、筑北村の超絶景ポイントが東山。段々畑が広がるエリアです。「筑北村で一番アルプスがきれいに見えるところ」と、宮下さん。「屏風のように…ってこういうことだよなあ」と、あまりの景色のすごさに立ち尽くしてしまいます。「ここ、5月とか6月に来ると、残雪のアルプスプラスここらへん高原野菜を作っているので、レタスとかその頃の春野菜みたいなのが青く一面になるので、緑色と山の残雪と、天気のいい日は空の青とカラフルに見える!」と宮下さんが自慢してくれました。標高800~900mのこの位置から見るからこその北アルプスの見え方。それは見てみたい。

そして仕上げに立ち寄りたいのが「西条(にしじょう)温泉 とくら」。ここは村営の温泉施設で、すごく温まると評判だそう。単純硫黄泉なのでごく少し硫黄の香りがしています。玄関前に湧き水?と思ってたら「これが源泉です」と、支配人の西澤高広さん。触って冷たかったので「え?湧き水ではないんですか?」とお尋ねしたら「実は冷泉なんです。14℃しかなくて、ここまで引っ張ってきて沸かしてるんです」と西澤支配人。


さらに「温泉(冷泉)の色が日によって変わって見えるんです。基本的に乳白色だけど、それが緑がかったり、青みがかったりとか、ちょっと茶色みがかったりとか。どうしてそうなるのかよくわかってないんです」と。色の違いがはっきりわかるのは湯船に源泉を溜めた時だそう。一般のお客様が入浴する時にはわからないレベルなんですって。写真をいただきました。


実際にお湯を見ると、そんなに白濁はしてなくてうっすら白っぽい感じ。手をつけると基本的にはさらりとしてて少しやわらかみというかとろみがあるかな…という感触で、これは長風呂したくなる気持ちよさだ~。
切通し~青柳宿の善光寺街道も東山の絶景も車で行くのがベスト。信州まつもと空港からレンタカーを使うともらえる「レンタカー de ぐるっ得パス」を使うと、西条温泉とくらの特典がGETできるので、ぜひレンタカーで旅しましょう。
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