宮崎県南部に位置する都城市にある自立支援型リハビリデイサービス「リハシャインみやこんじょ」。一見、ごく普通のデイサービス事業所だが、実はいま世界中から熱い視線を浴びている。実は、この施設のInstagramのフォロワー数は57万人、各種SNSの総フォロワー数は64万人を誇る、日本一バズっているデイサービスなのだ。
動画には、お年寄りが競技に夢中になり、心から楽しむ姿が映し出されている。仕掛け人は所長の野田晃司(36)さんと弟の修司さん。そして、理学療法士の本龍司さん。「また来たくなるデイサービス」をモットーに、年間300本ものレクリエーションを考案し、6年前から週に1本SNSに動画をアップしている。
いまではFacebookのフォロワーの6割、Instagramの3割が海外ユーザー。日本だけではなく、世界中から注目されているデイサービスとなった。「バズるデイサービス」となった裏側には、スタッフの日々の努力と緻密な計算がある。
「介護業界のイメージを変えたい」「心が動けば身体が動く」という熱い想いを胸に奮闘するスタッフと、笑顔あふれる利用者の姿を描く
<取材先データ>
リハシャインみやこんじょ
運営法人: リハケアウィング株式会社
施設形態: リハビリ特化型 通所介護(デイサービス)
管理者: 本 龍司 氏(理学療法士)
開設年月日: 2015年5月1日
所在地: 〒885-0095 宮崎県都城市蓑原町3224-2(JR日豊本線「五十市駅」から徒歩約23分)
電話番号: 0986-36-8880
営業時間: 平日・土曜・祝日 8:00~17:00(定休日:日曜日、12/31~1/3)
2026年5月14日に『シニアが楽しめて盛り上がる! アイデア日本一! みんなのレクリエーション大全100』(KADOKAWA 2750円)を出版予定
取材後記
「SNSでフォロワーが57万人もいるデイサービスがある」。 最初はそんな「今どきのネット現象」への興味からスタートした今回の取材でした。しかし、宮崎県にある『リハシャインみやこんじょ』で私たちが目の当たりにしたのは、バズるためのテクニックなどではなく、「お年寄りへの優しさ」でした。
年間300種類の手作りレクリエーション。一度やったゲームは二度とやらない。 理学療法士・作業療法士という体のプロたちが、本気で「遊び」を考え、その魅力を100%以上伝えるために徹底的にこだわった角度でカメラを回す。その根底にあるのは「有名になりたい」という欲ではなく、「施設に通う利用者全員に、今日一番笑って帰ってほしい」「毎日を楽しく元気に過ごして欲しい」という、ひたむきな想いだったのです。
「心から楽しむ姿に、言葉はいらない」。 彼らのその純粋な熱量は、いつしか言葉の壁を越え、海を越え、世界中の人々を魅了するようになりました。そして今、野田所長を筆頭に、そのノウハウは介護業界全体を明るく照らす「希望の光」になろうとしています。
「介護って、こんなに面白くて、笑顔があふれる場所なんだ」。 この思いが、視聴者へ、そしてこれからの介護業界を担うすべての人たちに届いて欲しいと思います。
(MRT宮崎放送/木山奈緒)
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