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涙と笑顔の卒業放送!RKBラジオ・スナッピー前田、思い出の島でラスト中継

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こんにちは。RKBラジオのキャスタードライバー、“元”スナッピーの前田愛美です。私ごとですが、3月31日をもって、4年9か月続けてきたスナッピーを卒業しました。これまで温かく見守ってくださったリスナーの皆様、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。

スナッピーには、3月31日に「卒業放送」という特別な中継があります。 思い出の場所に再び行って、かつて達成できなかったことに再挑戦したり、今しか出来ないことをしたりと、その内容はさまざま。歴代スナッピーも「イルカショーに挑戦」や「サービスエリアで(RKBラジオの周波数と同じ)1278ナンバーの車を探す」など、十人十色の中継を行ってきました。そんな中、私が最後の中継場所に選んだのは、福岡県糸島市の離島・姫島です。

「初鳴き」に赤面!そして島中が涙する感動の離任式

姫島は、私が3年前に訪れた思い出の地。当時、島民の方が手作りのお弁当をごちそうしてくれたり、島の子どもたちと鬼ごっこをしたりと、皆さんの温かさが心に深く刻まれて忘れられない場所でした。

卒業放送はRKBラジオ『Toi toi toi』。番組冒頭で、私の「初鳴き(初めて放送で喋った音声)」が流されました。 当時の私は、今とは全然違う、おっとりとした幼い喋り方。あまりの恥ずかしさに赤面しつつ、込み上げる思いに涙が。 一緒に周りでラジオを聴いていた島の子どもたちがそんな私を励ましてくれました。

実はこの日、姫島も大きな節目の日を迎えていました。 島唯一の小・中学校の先生の離任式が行われていたんです。姫島は小・中学校がひとつの校舎にあるので、小学1年生から9年間、同じ先生にお世話になることもあります。

公民館での離任式の後、島を離れる先生たちが乗った船を「紙テープ」で繋いで見送ります。少し離れた場所からは、大きな看板を持った島民が、船に向かってメッセージを送っていました。 島全体で新たな門出を祝う光景に、私もまたもや涙ぐんでしまいました。

実家のような温かさ「シーガルショップ姫島」での再会

その様子を見届けた後に向かったのは、3年前も訪れた売店「シーガルショップ姫島」。 お菓子や食品から日用品まで何でも揃う、島のオアシスです!

ここで働く森ともこさんは、前回の取材のとき、昼食を持っていなかった私たちにお弁当を作ってくれた大恩人。当時いただいたのがこちらの写真。

 「私のこと、覚えてますか?」と伺うと、「愛美ちゃん、覚えてるよ。当時はリポートしている言葉遣いがどうかなって思った」と、嬉しいような、いじられているような返事が(笑)

でも、それに続けて「3年経ってすごく成長して、最後に姫島を選んでくれてありがとう」「いつもラジオで愛美ちゃんの声を聴いていたから寂しくなるけど、次のステップでも頑張って! 辛くなったらいつでも帰っておいで」と、本当に温かい言葉をかけていただきました。

スナッピーを頑張ってきてよかった、エリアの皆さんに寄り添ってきて本当によかったと、心が報われた瞬間でした。 私たちスナッピーには、実家と呼んでもいいくらい「帰れる場所」がエリアの中にたくさんできます。これからも、どこに帰ろうか迷ってしまうくらいです。

ちなみに、今回も美味しいおにぎりをいただいちゃいました。本当にありがとうございます!

島ならではの驚きの風習!名前入り牛乳と「ツケ」文化

このシーガルショップ、陳列棚に並んでいる商品の中に「名前」や「食パン、柔らかめ」といったメモがつけられているものがあります。これらは、島民の注文品を取り置きしているもので、都合のいいときに家からここに取りに来るシステムなんだとか。

さらに、買い物客が店員に「〇〇さんに漁でお世話になったけん、お酒ばつけとって」と頼む様子も。 支払いを済ませた商品をそのまま店に置いておき、後日その相手が来店したときに渡す、という粋なシステムがあるんです。レジも「ツケ」専用が稼働しているほど。 島民の皆さんの強い信頼関係を感じる、素敵な瞬間でした。

思い出をビンに詰めて…高校生たちとの交流

 

店を後にした私たちは、ともこさんの娘・ふうかさんが帰省しているとのことで、公民館へ。ここは島に釣りに来た人や猫の写真を撮りに来た人が泊まれるようになっていて、この日はふうかさんの書道部仲間8人が前日から泊まって、島を離れる先生へ贈る「メッセージ入りの貝殻ボトル」を作っていました。

一緒に取材に来たスナッピー芝生真優が、卒業する私のために、貝殻ボトルを作ってプレゼントしてくれました。新生活の拠点で大切に飾ります。

初めて姫島に来たという書道部のゆりさんは、「誰に話しかけても、日常の会話が飛び交う心地よさ」や、「島出身のふうかちゃんが、すれ違う人全員から名前で呼ばれること」に驚いたそうです。船を見送るとき、知らない先生なのに感動してしまったと話してくれました。

最後は、島の子どもたちと元気に遊んで、スナッピーとしての卒業放送は無事に終了しました。

ハプニングも絆で乗り越える!スナッピーの底力

…と言いたいところですが、実は最後の最後に電波が乱れるという大ハプニング。スナッピーは、ネタ探しも中継本番も、取材も機材も運転も、常に二人一組の「一心同体」で動きます。電波が乱れた瞬間、リポートしている私よりも、機材を担当していた芝生の方が焦ったはずです。

でも、そんな時でもどちらかが冷静になれば大丈夫。二人でどう立て直すか瞬時に考え、リカバーする。それがスナッピーの良さであり、強みです。最後の最後までスナッピーらしい対応ができて、逆に最高の締めくくりになりました!

4年9か月、本当にありがとうございました!

改めて、4年9か月間、本当にお世話になりました。何も分からないままマイクを握り、不安を抱えたままリポートしていたデビューしたての頃は、きっとリスナーの皆様にも「大丈夫かな?」とハラハラさせてしまったことが多かったと思います。

それでも少しずつ「前田さんに任せてよかった」と言っていただけるようになり、「大丈夫、上手くなっているよ」という言葉に何度も救われました。その一言一言が、私が諦めずに取材に向き合い続ける力になっていました。

そして、根気強く指導してくださった先輩スナッピーの皆さん、ディレクターの皆さんがいたからこそ、今の私があります。

「リポートに正解はない、終わりもない」そう教えてもらったからこそ、伝えることがこんなにも楽しいと知ることができました。皆さんからの反応が何よりも嬉しかったです。

本当に、スナッピーになれてよかった。 この4年9か月という時間は、私の一生の宝物です。

またどこかで、必ずお会いしましょう。 本当にありがとうございました! そしてこれからも、RKBラジオとスナッピーをよろしくお願いいたします!

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