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資生堂の新工場が久留米市に完成~九州初 6月から本格稼働予定 福岡

大手化粧品メーカー「資生堂」の新しい工場が福岡県久留米市に完成し、26日に報道陣に公開されました。

資生堂の新しい工場「福岡久留米工場」は、久留米市田主丸町の「久留米・うきは工業団地」に完成しました。大分道や九州道へのアクセスが良いことも新工場の特徴です。
敷地面積は約9万7000平方メートル、総事業費は450億円です。資生堂にとって国内では6か所目、九州では初の工場となります。

RKB堤千春「化粧品の梱包作業では、最新の技術を取り入れることによって、以前よりも生産性が3倍向上するそうです」

新しい工場は、生産機器とインターネットをつないだIOTなど、最先端の技術や設備が導入されていて、年間の生産能力は1億4000万個を見込んでいます。国内外における化粧品の需要拡大に対応するため、アジアにも近い新工場は輸出拠点としての役割も期待されています。

資生堂 魚谷雅彦社長「アジア発のブランドとして、エリクシールが強化されていくときに、ここで作られているのは非常に大きな意義があると思っています」

資生堂の新工場は6月から本格的に稼働する予定で、地元からすでに180人のスタッフを採用しています。

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