甘酢とタルタルソースの“チキン南蛮”は宮崎発？レシピ考案の店が物産展に～福岡

甘酢とタルタルソースの“チキン南蛮”を考案したとされる店を含む“宮崎のうまいもの”を集めた物産展が、福岡市で始まりました。購入頻度と支出額で“餃子全国１位”の宮崎県とあって餃子を扱う店も１７店参加しています。

大丸福岡天神店で始まった物産展には、宮崎県内から５３の店舗が出店しています。会場には名物の地鶏の炭火焼きや、マンゴーを使ったプリンなどのスイーツが並んでいます。

「おぐら」は、からっと揚げた鶏の胸肉に秘伝の甘酢を絡ませ、特製のタルタルソースをかけたチキン南蛮を販売しています。今では定番となったこのレシピを考案した店とされています。百貨店に出店するのは初めてです。

RKB鑪加奈「宮崎市は、去年の調査で餃子の購入頻度と支出金額で全国１位になりました。ご当地で人気の餃子店がずらっと出店しています」

手羽先で具を包みこんだゴロっとした餃子に、エビをまるごと薄皮で包んだ棒状の餃子などのご当地で人気の１７店舗、３９種類の餃子を購入することができます。また、飲食スペースでは、そのうち６店舗の餃子を食べ比べることができます。訪れた人たちは味や食感の違いを楽しんでいました。

そのほかにも、宮崎牛のステーキ弁当の実演販売や宮崎産のレモンを使ったジュースなども販売されています。

男性客「いつも買えないので梨だれを買いました。今から昼食なので、何か買って食べたいと思います」 女性客「宮崎出身だから懐かしくて来ました、宮崎のものはいいですね。おいしいものが多いです」

畜産や南国のフルーツの生産が盛んな宮崎県のご当地グルメや、スイーツなどを集めた物産展「熱いぜ！宮崎展」は、１０月３日まで開かれています。