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【暴風雪に警戒】福岡の交通機関まとめ~西鉄の通勤電車に遅れ、路線バスの運転見合わせも

九州北部地方は冬型の気圧配置が強まり24日の昼前にかけて山地、平地ともに大雪になるおそれがあります。福岡では23日朝、断続的に雪が降っている影響で、通勤電車が遅れたり、高速バスが始発から運転を見合わせるなどし、交通機関が乱れています。

通勤電車に遅れ、高速バスは運休


23日午前7時半時点の交通機関の状況です。

▽福岡空港
新潟便、対馬便、天草便などの小型機の路線を中心に9便が欠航

▽JR九州の在来線
福北ゆたか線と日豊線の一部で運休と遅れ
▽九州新幹線
通常運行
▽山陽新幹線
運休や運転見合わせが見込まれる
▽西日本鉄道(西鉄)
天神大牟田線の一部区間で遅れ

▽高速バス
福岡~長崎、福岡~宮崎、福岡~鹿児島が始発から運転見合わせ
▽西鉄路線バス
上西山線【24】、脇山支線【3】、宇美~太宰府線【4-1】などの一部路線で運転見合わせ

▽福岡市地下鉄
通常運行

▽大分道
筑後小郡~日田 通行止め

▽ジェットフォイル
博多~壱岐~対馬は全便運休
▽福岡市営渡船
博多~志賀島、博多~玄界島、姪浜~能古、姪浜~小呂島は強風波浪のため始発から欠航

▽北九州市渡船
藍島~馬島~小倉は強風により欠航中、若松~戸畑は通常運航中

クリスマスイブの昼前まで大雪のおそれ


九州北部地方では上空1500メートルに氷点下9℃以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まっています。
福岡県と佐賀県の北部沿岸では非常に強い風が吹いていて、23日午前5時までに、福岡空港で24.7メートル、宗像市で21.1メートル、唐津市で20.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。

23日は夜のはじめごろにかけて、福岡地方や北九州地方の響灘、唐津地区の沿岸で雪を伴って最大瞬間風速30メートルの非常に強い風が吹くおそれがあります。また、24日の昼前にかけて断続的に雪が降り、大雪になるおそれがあります。

福岡の平地でも10センチ積雪か


24日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで福岡県の山地で20センチ、平地でも10センチ。さらに、その後の24時間でも山地で5から10センチ、平地で1から5センチの雪が降ると予想されています。

気象台は、路面の凍結や農作物の管理のほか、電線や樹木への着雪などに注意するよう呼びかけています。

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