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めざせ!和牛のオリンピック~博多和牛の挑戦~

今年9月、宮城県仙台市で「和牛日本一」を決める全国和牛能力共進会が開催された。
県対抗戦で5年に一度ひらかれるこの大会は、「和牛のオリンピック」とも呼ばれる。今回で11回目。50年の伝統ある大会に今回、福岡県が初参戦した。福岡県はもともと繁殖農家が少なく、福岡生まれの子牛はわずかだ。「福岡生まれの福岡育ち」が条件となるこの大会には、半世紀、参加できなかった。12年前に「博多和牛」をブランド登録して、肥育技術を高めてきた生産者たちは、次の目標としてオリンピック出場を掲げ、3年前から準備を進めてきた。24頭の候補牛の中から選ばれた2頭を育てたのは、筑紫野市の三宅貞行さん(67)と、朝倉市の堀内幸浩さん(44)だ。生産者の会の初代会長でベテランの三宅さんと、7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた朝倉市で牛を育てる若手の堀内さん。地元の人たちに良いニュースを届けたいと意気込む。
二人が育てた博多和牛は、オリンピックの舞台で実力を示すことができるのか。初めての和牛のオリンピックに密着する。
(製作:RKB毎日放送 / ディレクター:井上 八月)

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