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乗鞍高原と白骨温泉

暮らし

乗鞍岳の東山麓に広がる標高1200~1800mにかけての一帯が乗鞍高原です。原生林に囲まれた遊歩道を歩いて、自然の雄大さを感じることができるところです。
今回「かもしかの径」という遊歩道を歩いて行き着いたのが、日本の滝100選にも選ばれている「三本滝」。名前のまんま、三つの滝が並んでいますが、それぞれに全く趣きが違います。
右は、蜘蛛の糸をひいたような美しい滝(写真左)、中は赤茶色の岩肌をどどっと流れ落ちる迫力の滝(写真右)、左は木陰の中にちらりと見える滝。
かなり体力は使いましたが、観てよかったと思う滝です。

そして、今回のおススメの温泉が「白骨温泉」。「しらほね」と読みます。「三日入れば三年風邪をひかない」といわれてきた温泉で、白濁のお湯が特徴です。
白骨にはいい旅館がいくつもありますが、手軽に手ごろに楽しむなら、公共の野天風呂!渓谷の中に作られた野趣あふれるお風呂に、大人一人500円で入れます。
7~8m位の楕円形の湯船につかると、目の前に岩々と緑の木々が広がり、眼下には川の流れが横たわっています。
ほんのり硫黄の香りがし、やや塗る目くらいのお湯は、いつまでも入っていられる具合のよさ。係の方が言うには「白濁の具合は、天候によって毎日微妙に変化している」とのこと。
秋が深くなって冷え込んでくると、白っぽさが濃くなるようです。
長湯したくなる名湯、ぜひお出かけくださいね。
写真は男湯の様子で、自転車で来てたお客さん二人。
毎年8月末には、乗鞍岳に自転車で登るレース「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」が行われてますので、自転車趣味の方、挑戦してはいかがですか?

松本市観光情報 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/

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