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自転車で楽しむ安曇野(2) ~

WITHコロナの時代、3密にならない信州への旅をおすすめする中島のお気に入りのプランのひとつが、「自転車で安曇野を楽しむ」!
目的を持たずに自転車でうろうろする「ポタリング」がおすすめ!

と教えて下さったのは、安曇野市観光協会専務理事・兼・事務局長の白澤勇一さん。
「自転車ならではの、自転車でないと行けないような小道とか、おもしろいお店とか、車では目につきにくいようなおしゃれなカフェとか、そういうところがポタるポイント」とのこと。

放送では、身体にやさしい、こだわりのおいしさを提供している2件のお店、しかも両店とも安曇野に移住してきた方にお話を聞きました。
1軒目は、観光ポイントでもあり、福岡との縁がある穂高神社の敷地内にある「オーガニック八百屋 よろづやいっかく」。
ご夫婦で営む『おうちの食事作りを応援する』をコンセプトにした、自然食品とオーガニック野菜のお店です。
奥様の﨑本生歩子さんは大分県の出身。

古民家にあるようなタンスや棚、ザルやカゴ、地元の酒蔵で使われていた麹箱などに野菜や商品が並べられていて、見ているだけでほっこり和む空間なんです。

季節季節のものがあったり、地元の伝統野菜(ホタカインゲンとか、松本一本ネギとか)、調味料も安曇野の人が作ったものとか、他で売ってないものがあるのが魅力です。
「エゴマ油とか、石臼引きのカレー粉とか農薬不使用の小麦粉とか…お土産さやんにはおいてないものがいろいろありますよ」と、﨑本さん。
もともとはご夫婦で飲食店をなさっていた「八百屋シェフ」なので、お野菜や調味料、製品などで「?」となったら、使い方や調理方法を教えてくださるのもありがたい!

大分から、途中東京をはさんで安曇野に移住して12年の﨑本さん。
早朝、朝日が上がると北アルプスがきれいに焼ける景色がすばらしいのだとおっしゃいます。
「紫や赤紫色に焼ける山々を見られるのはぜいたくなことだなあと思うんです」とも。
やはり安曇野は朝!なんですねえ。

2軒目は、「天然酵母のパン工房 Kuuh くぅ」。卵・乳製品を使わないパンを作ってらっしゃるんです。
アレルギーのある人、環境・体にもやさしいものを食べたいナチュラリスト、おいしいパン好き等々に愛されるパン屋さんです。
店長で職人の坂本久美子さんは大阪から移住してきました。

長野県産の小麦だけを使い、地元の野菜をたっぷり使っています。
食パンの酵母にご飯を少し入れて発酵させて甘みを出してらっしゃるんですが、それも地元のお米。
「安曇野は水が全然ちがう」と言う坂本さん。
関西と比べて軟水なので、最初は苦労して、一からパンの作り方を考え直したそうですが、その水のおいしさがパンのおいしさに反映されているようです。
結構売り切れちゃうので、早めに買い物するのがいいですよ~。

「朝、ゴミを捨てに行って振り返ると“北アルプスボ――ン”なんです。
ごみを捨てるだけでこんな景色を見られるなんて…」と、何気ない景色のひとつひとつがぜいたくだとおっしゃってました。
これからの紅葉の時期もおすすめだそうで「山が真っ黄っ黄とか真っ赤っ赤になるんです」と。
また山頂に雪が降り、すそ野に紅葉と緑が広がる『三段紅葉』もすごいんだそうです。
くぅのパンをかじりながら、その風景を見たいなあ。安曇野、自転車でポタりましょう。

□ 安曇野市観光協会 →
https://www.azumino-e-tabi.net/
□ よろづやいっかく →
https://www.facebook.com/ikkaku/
□ パン工房Kuuh くぅ →
https://kuuh-pan.com/
□ 長野県公式観光サイト →
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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