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義経鍋の焼肉 ~塩尻市「東山食堂」

義経鍋。ご存じですか?これ、です。

真ん中は水が入ってて=お湯が沸いて茹でられるエリア。4つの花びらみたいな部分は鉄板の焼きエリア。
こんな感じで使います。
私がおじゃました塩尻市の「東山食堂」のスタッフ・瀧口貴之さんの説明によると、「鉄板部分は斜めに傾斜してるので、肉を焼くと余分な脂が全部落ちて、下の受けの部分(くぼみ)に落ちるんです。上の水が入ってるところでは、野菜を茹でて食べます。だから名前は鉄板じゃなくて『義経“鍋”』」とのこと。つまり、焼き肉と鍋料理を同時展開できる優れものなわけですよ。義経鍋が展開されているのは、長野県では塩尻市と、すぐ近くの岡谷市(諏訪湖の北側)が中心です。調べると、どうやら東北のほうでも食されているようです。名前の由来も「源義経が平泉からさらに落ち延びる時に、弁慶が冑を使って野鳥を料理したのが始まり」とか言われているようなので、東北のほうが起源かもしれませんね。瀧口さん情報だと「義経の家紋をかたどった」と言われているとのこと。謎は残りますが、脂は残りません。
東山食堂で焼くお肉。基本かつおすすめは羊肉!ジンギスカンです。ご案内いただいた塩尻市役所観光課観光振興係の吉田哲也担当係長曰く「ジンギスは県内全体でよく食べられますね。長野県民にとって焼き肉はジンギス。家でやる焼き肉もジンギスが多いです」と。山口たかしさんが気付きました。「ジンギスカンって言わずに『ジンギス』って言ってる時点で、日常化がよくわかる」と。そうだ~。私たちジンギスカンって言うもの~。大ぶりですが、臭みもなくおいしいっ!
黒毛和牛のロースとカルビもありますよ。A4、A5ランクのお肉ですって!こちらも、大ぶりかつ厚切り。
鉄板部分を個人で分けるもよし。肉別にわけるもよし。で、中央の茹で野菜は取り合いにならないのかしら?「なりません。入れた時点で共有です。自分のものじゃない、みんなのもの。で、肉は個人で。」と、吉田係長。なお、店内は肉を焼く煙と匂いに包まれるので、開始前にバッグ類を回収され、ビニール袋に入れて保護されました。さすが、地元民はよーく知っている!平日のお昼でも車が続々入ってくる、ジモティに愛されるお店です。
また、お会計の時に「ソフトクリーム、食べますか?」と聞かれます。「はい」で、ほーら!デザートとしてソフトクリームが渡されるのですよ。幸せです。信州まつもと空港から25分くらいなので、到着して即食べるもよし、帰る直前に食べるもよしの名店です。
□ 東山食堂 → http://www.myfavorite.bz/higashiyama_shokudo/pc/index.html □ 塩尻市観光サイト → https://tokimeguri.jp/ □ 長野県公式観光サイト → https://www.go-nagano.net/ □ 信州まつもと空港地元利用 → https://www.matsumoto-trip.com/airport-arrival/ □ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

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