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福岡少年院 ―更生へ、最後の砦―

2020年第2回
制作:RKB毎日放送
ディレクター:鴻上 佳彦

14歳から20歳までの少年たち約60名を収容する福岡少年院。その歴史は古く昭和13年、全国で4番目の少年院として発足。以来、多くの少年を更生に導いている。
生活の基本となるのは、「教育」。怒りをコントロールするアンガーマネジメントもカリキュラムとして組まれている。職業・学習指導では介護や溶接等の資格取得に向けた授業が行われ、中には高卒認定試験を受験し、合格する少年もいる。
朝、起床は午前7時。点呼から1日は始まる。食事や洗濯などの役割分担、運動や集会、テレビ視聴など日々の過ごし方も紹介する。
民法では成人年齢が18歳になることが決まり、少年法での成人年齢が議論されている。少年院の存在意義そのものが問われる昨今だが、その実態はあまりにも知られていない。1日の生活、日々の過ごし方、そして運動会、成人式など年間行事にもカメラが入り、更生を目指す少年とそれを支える大人に向き合う。

各局の放送予定

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