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福岡のまちに電動キックボードのシェアリングサービスが上陸!

気軽に短距離を移動することができる利便性から、海外ではすでに利用が広がっている電動キックボード。ついに電動キックボードのシェアリングサービスが福岡に上陸しました!
5月10日から福岡市中央区内(※1)で始まった電動キックボードのシェアリングサービス「mobby」。この事業を手掛ける株式会社mobby rideの社長・日向 諒さんが「池尻和佳子のトコワカ」(土曜午前6:15)の収録のためにRKB毎日放送に来社。放送を前に収録の様子を少しだけお伝えします。 ※1: 昭和通り、明治通り、渡辺通り、日赤通りは走行禁止 日向さんは「電動キックボードなどの電動マイクロモビリティを、電車やバスなどの公共交通機関ではカバーできないラストワンマイルの交通手段とすることで、住みやすい街づくりに貢献したい」と2017年にmobby rideを設立しました。

現在の日本の法律では、原付バイクと同様に「原動機付自転車」と分類される電動キックボードですが、シェアリングサービスを開始するにあたっては、法律面を中心に数多くのハードルがあり、これまで関係省庁や自治体と連携して、実証実験を繰り返してきました。

例えば、mobbyの車体には、急発進の防止機能が付いているほか、最高速度も自転車と同じ15キロに制限されています。安全面には細心の注意を払っており、これまでの実証実験では一度も事故は報告されていません。

現在、mobbyは特例として、道路交通法上の「小型特殊自動車」扱いとなり、普通自動車免許は必要となりますが、車道、普通自転車専用通行帯、自転車道での走行が認められるほか(歩道は走行禁止)、ヘルメット着用を任意とするなど、ほぼ自転車と同様の条件で使用することができます。(※2) ※2:mobbyのみの特例措置。その他の電動キックボードは、ヘルメット着用義務や車道のみ走行可能など「原動機付自転車」としての法律が適用されます。
最近では自転車のシェアリングサービス「チャリチャリ」の利用者も増えており、日向さんは「チャリチャリとも連携を取りながら福岡の移動の利便性を向上させていきたい」と展望を語っていました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、「三密を避ける新たな移動手段」が注目されるなか、好きな場所で借りて、好きなタイミングで返せるという「気軽さと便利さ」で、市民の交通手段として広まるかどうか、熱い視線が注がれています。

5月29日の「池尻和佳子のトコワカ」(午前6:15)では、日向さんが事業への想いを語るだけでなく、電動キックボードの乗り方なども詳しく解説してくれていますので、ぜひご覧ください!
池尻和佳子のトコワカ 土曜 6:15
RKBアナウンサーである池尻和佳子が、各地で活躍する起業家、アーティスト、経済界の方々など様々な分野の方々をスタジオに招き、熱いトークセッションをおこないます。「TOKOWAKA=常若(トコワカ)」というタイトルは、日本古来の言葉である「ヤマトコトバ」で循環を意味します。このトークセッションが皆様の心の中で循環され、活気あるより良い世の中になることを目指します!(←大きすぎ!笑)

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