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JAむなかた いちご栽培最前線 小山正代


今回はJA宗像のいちご!!
JA宗像では、温暖で穏やかな気候を利用して「博多あまおう」を100%作付けし、産地確立を図っています。
そんな宗像市ではいちごの新規就農者も増えてきていて、産地として盛り上がっていける!とは感じているものの、若手とベテランとの栽培技術の格差だったり、ベテラン生産者からの栽培技術の継承がしにくいなど大きな課題が生まれたそうなんです。
その課題をどうにかしたい!と利用しているものが!e-kakashi(イーカカシ)というデータを収集する機械です。

 


JA宗像では8年前から導入して、e-kakashiをハウスに設置すると、気温や湿度・日射量・CO2濃度、土壌の水分量などのデータがスマートフォンに送られてきます。
データを個人の栽培に生かすだけでなく、お互いに許可した人にハウスデータを見せ合えるんです。
いちご作りを始めて4年目、松川原 進吾さんはベテランの力丸 剛さんのデータを見せてもらい参考にした結果1年目から師匠の力丸さんを超えて単収トップになったそうです。

 


また、この技術を利用したいちご農家さんは販売額が5%上回ったとか。
その他、JA宗像では三年前にいちごのパッケージセンターを新設しました。
 

(一緒に写ってくださったJA宗像の皆さん)

パッケージセンターができたことで、玉の選別やパック詰めに出荷と農家さんの負担を減らすことができたそう。
空いた時間面積増やしたり、手を加えて収穫量が増え単価もあがる、更にはお子さんの行事などに出られるようにったり、家族円満にも繋がっているそうです。
 

 


次のシーズンもJA宗像の職員さんといちご農家の皆さんの力で美味しい博多が食べられそうですね♪

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