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高齢者には「まだ毒性が高い」専門医師がインフルとコロナの違いを指摘

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新型コロナは「5類」に移行しましたが、感染が再び拡大するおそれもあります。感染を防ぐためどのような対策を取ればいいのか専門医に聞きました。


◆致死率の差はあまりないが高齢者には少し「毒性」が高い
季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられた新型コロナウイルス。北九州市立八幡病院の伊藤重彦名誉院長は、新型コロナとインフルエンザとの違いについてこう指摘します。

伊藤重彦名誉院長「コロナは夏場にも大きな流行が起こる可能性があります。インフルエンザに比べ全体的な致死率等はあまり差がないですが、高齢者の年齢層に限るとまだ少し毒性が高く注意が必要です」

伊藤名誉院長は、他人にうつす力はインフルもコロナも大差ないとした上で、今なおコロナは「インフルより注意すべき」との立場です。伊藤氏によると、60歳以下の致死率は両者ともに0.01%ほどです。一方、60歳以上の高齢者の場合、インフルの致死率は0.5%ほどなのに対してコロナは2%前後と差が開きます。


◆他人に感染させないために「マスク」
新型コロナワクチンを無料で受けられる「特例臨時接種」は来年3月末まで延長することが決まっています。対象となるのは、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患のある人のほか医療従事者や介護従事者などです。伊藤名誉院長は、感染しない対策からさせない対策へシフトすることがポイントだと訴えます。

伊藤名誉院長「これからは人に感染させないためにマスク着用を徹底することが必要です。体調が悪い人、あるいは熱や咳が出ている人が感染力の弱まる1週間程度マスクをつけることが感染対策のポイントになります」

マスクの着用は個人の判断に委ねられました。再び感染を広げないために伊藤名誉院長は「マスクに対する意識を変えて欲しい」と話しています。

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