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復活のビッグスローに期待 女子やり投・上田百寧選手~「セイコー・ゴールデン・グランプリ」

スポーツ陸上
国内や海外のトップ選手たちが出場する「セイコー・ゴールデン・グランプリ」が、21日に開催されます。女子やり投に出場する、去年の世界陸上オレゴン代表で福岡大学出身のゼンリン・上田百寧選手は、けがで苦しんだ時期を乗り越え大舞台でのビッグスローを誓っています。


◆初めて「世界陸上」出場
女子やり投のゼンリン・上田百寧選手は福岡県糸島市出身の23歳。去年はじめて念願の世界陸上に出場しました。

上田百寧選手「盛り上がりもアメリカという感じで、雰囲気も全然違っていて。日本人のほうが少ないから、新鮮な感じですごく刺激的でした」

初めてつかんだ夢舞台では思うような投てきができず、予選通過とはなりませんでした。大会直前に左ひざを痛めていたのです。

上田百寧選手「あの舞台で、しっかり投げたかったなという思いが強くて。絶対治して世界の舞台で戦いたいなと、すごく思います」


◆ベンチプレス175キロ
世界陸上が終わってすぐに左ひざのじん帯の手術を受け、約4か月走れない時期を過ごしました。その中で重点的に取り組んだのがウェイトトレーニングです。大学時代から指導している野口コーチもパワーアップした上田選手に驚いています。

野口安忠コーチ「たまに一緒にウェイトトレーニングするんですけど、負けますもんね。ベンチプレスも170キロ近くあげている」

こちらがそのベンチプレスの映像です。なんと175キロを持ち上げています。

上田百寧選手「(力こぶを見せて)ここがすごく太くなったと思います、今年。やり投の技術的なところは少し苦手なので、そこをカバーするためにも筋力でカバーみたいな感じで。そこが前よりもできている」


◆手術した左ひざの状態は
復帰戦となった福岡での大会は、自己ベストに遠く及ばなかったものの、リハビリ中の練習が実を結んだのか試合に出るたび記録を上げています。ところが、この日の練習では少し納得がいかない表情を見せる場面がありました。

野口安忠コーチ「左ひざを守るというか、安全な方法で練習に取り組んで来ていたが、その安全な方法よりも体が動き出してきている。殻を破って自分の身を任せた方がよいのか、今まで通り安全な方法でやっていった方が良いかというところで、コントロールが上手くいっていない。けれども良い傾向だと思う」

上田百寧選手「恐怖心がまだ抜けていないところが正直ある。もっと自分的にはいきたいけどいけないみたいなところがまだあるので、ちょっとずつ乗り越えていくしかない」


◆心の支えは「シャリくん」
試行錯誤しながらトレーニングに励む上田選手に、新たな心の支えができました。

上田百寧選手「飼い始めた日はこんな感じで、めちゃくちゃかわいいです」

最近、家にやってきたポメラニアンのシャリくんです。

上田百寧選手「お寿司が好きで私自身が。白かったのでなんか寿司のシャリ。男の子でシャリくんって呼んでいますね。かわいい犬が喜んで待っているので、きょうも頑張ったよ~って感じで触って、疲れも吹っ飛びますね」


◆復活のビッグスローに期待
次の試合は、国内外から強い選手たちが出場する21日の「セイコー・ゴールデン・グランプリ」です。

上田百寧選手「自分との戦いみたいなところはある。まずは自分の自己ベストを更新できるように、大きい舞台で投げられると自信になるので、まずは自分に勝つこと」

世界の強豪も集う舞台で、復活のビッグスローに期待が高まります。

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