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1日450万円のドーム球場で高校が「体育祭」生徒2200人が“参戦”

福岡県内でも多くの学校で運動会や体育祭が行われていますが雨による延期や熱中症対策など天候による影響が気になります。そういった心配もなく、子供たちに最高の思い出を残してもらおうとホークスの本拠地で体育祭が行われました。


◆2200人が人工芝を走る
PayPayドームで開催されたのは福岡県筑紫野市の私立、九州産業高校の体育祭です。PayPayドームで体育祭をするのは去年に続き2回目で、今年も全校生徒およそ2200人が参加しました。生徒たちはリレーや綱引きなど各競技で全力を出し切り、人工芝の上を思いっきり走り回っていました。今年はほとんどの生徒がマスクを外し、大きな声で応援していました。

九州産業高校・霧島悠司広報部長「ドームによって、密にならないこと、非常に素晴らしい人工芝がありますので、けがなく競技ができます。天候に左右されないのも一番大きなところです」


◆雨でも開催!熱中症対策にも
最近は5月でも気温が高い日が多く屋外での体育祭や運動会は熱中症の疑いで子供たちが運ばれるケースが各地で相次いでいます。屋根があるドームは熱中症や日焼け、雨による延期など天候による影響もなく、空調設備もあることから子供たちは思いっきり競技に取り組むことができます。

RKB吉松真希「平日にもかかわらずスタンドには多くの保護者が見学に来ています」
保護者「涼しくていい。熱中症とか心配しなくていい」「屋根があるのできょうはノーマルで、日焼け止め塗らずに来ました」


◆使用料は1日450万円
気になるドームの使用料金ですがきょうの体育祭は1日借りて450万円でした。学校は、1人につき体育祭費用として、1500円集めていて、残りの約120万円については後援会費や保護者会費などでまかなっているということです。

生徒会長・塚本菜月さん「本当にこんなところに来ていいのかなっていうぐらい幸せな感じ。この思い出が頭に鮮明に残るように楽しみたい」

お金はかかりますが後援会や保護者の協力のもと生徒たちにとっては思い出に残る体育祭となったようです。

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