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JR鹿児島線の朝の乗客95%に回復 今度は“混雑”課題になり「臨時列車」運行へ

JR鹿児島線の通勤・通学時間帯の混雑緩和に向けた取り組みです。JR九州は来月から当面の間、平日に臨時列車を1本運行すると発表しました。


◆上下1本ずつ臨時列車
JR九州の古宮社長は26日の定例会見で、平日の朝の時間帯に鹿児島線・博多駅を利用する乗客が、今年4月の時点で新型コロナの流行前と比べて95%まで回復したことを明らかにしました。そのうえで、混雑緩和のために、来月から当面の間、上りは南福岡から吉塚駅までの普通列車、下りは福間から南福岡までの快速列車、上下線とも1本ずつ臨時列車を運行すると発表しました。


◆夕方は臨時列車の運行なし
夕方の時間帯については、朝に比べると比較的混雑していないとして、臨時列車は運行しませんが、「今後の状況を見ながら必要に応じて対応する」と話しました。また、今年8月28日に添田~日田間で開業するBRTひこぼしラインの運行ダイヤと運賃についても発表しました。鉄道時代と比べて朝の通勤時間帯に増便するなど約1.5倍にあたる1日に32便を運行し、利便性を向上させるとしています。

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