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季節は梅雨真っ盛り。九州では例年7月中旬まで、じめじめとした気候に加え雨の日も多いため室内で過ごす人も多いと思います。
とはいえ、気分転換にどこかにお出かけしたいですよね…。
そこで今回は、雨の多い梅雨時期でも楽しめる、九州のおすすめスポットを厳選してご紹介します。ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。
梅雨でも楽しめるスポット① マリンパル呼子(佐賀県・唐津市)
佐賀県唐津市呼子町にある、“でっかい海の遊園地”がキャッチコピーの人気スポット。
波が穏やかで透明度の高い呼子の海。その海を海中から楽しめる展望船「ジーラ」と、遊覧船「イカ丸」が運航しています。
「ジーラ」は呼子港のマリンパル呼子を出航し、無人島の鷹島まで約40分かけて往復。
料金は大人が2,200円、子供が1,100円(幼児は大人1名につき1名無料)。
海面下1.2mにある船窓から眺める海の中は美しく、沢山の魚を船中から眺めることができ、水族館とはまた違った楽しさが味わえます。船もくじらの形をした可愛らしいデザインが特徴で、船体が青いのが「ブルージーラ」、ピンク色が「ピンクジーラ」と呼ばれています。
もう一つの遊覧船「イカ丸」では、玄武岩で形成された海蝕洞窟、国の天然記念物にも指定されている「七ツ釜」をはじめとした、呼子の海の自然を船上から楽しむことができます。
料金は大人2,000円、子供が1,000円(幼児は大人1名につき1名無料)
こちらも約40分のクルージングで、「ジーラ」がくじらの船なら「イカ丸」はそのまま、イカをモチーフにした船になっています。
「ジーラ」「イカ丸」ともに雨でも運航しているので(豪雨の場合は欠航の場合あり)、HPで出港状況を確認してからお出かけされてみてくださいね。
梅雨でも楽しめるスポット② アサヒビール福岡工場(福岡県・福岡市)
福岡市博多区にある、「アサヒビール福岡工場」。創業はなんと、1921年(大正10年)。ビール工場の中では珍しく繁華街に近い場所にあることから、長年福岡市民から愛されている施設です。
館内ではアサヒビールの製造工程の見学をはじめ、ビールにまつわる様々な知識を楽しく学ぶことができます。
例えばビールの原料である麦芽やホップに触れることができたり、ブルワリープラザでは仕込から発酵・熟成までを分かりやすく紹介、びん詰め・缶詰工程ではできあがったビールを、瓶や缶に詰めるダイナミックな工程を見ることができます。
見学終了後は、お楽しみの試飲タイム!
(※写真はイメージです)
普段お店や自宅で飲むビールも美味しいですが、やはり工場でできたばかりのビールの味は格別。お1人様3杯まで試飲することができます。
また工場の隣には、ビアレストラン「アサヒビール園博多店」が隣接。こちらでもできたてのビールが飲めるだけでなく、名物のジンギスカンを味わうことができます。
多い時には1日に1万杯ものビールがテーブルに登る程の大盛況で、ジンギスカン食べ放題&飲み放題は、アサヒビール園の名物ともなっています。
そんな「アサヒビール福岡工場」ですが、実は佐賀県の鳥栖市に移転することに…。
博多工場の操業は2025年末をめどに終了し、2026年から新九州工場(仮称)として、操業を開始することが決定しています。
詳細は未定ですが、訪れたことがある方もない方も、ぜひ移転前に訪れてみてください。
梅雨でも楽しめるスポット③ 高森湧水トンネル公園(熊本県・阿蘇市)
1973(昭和48)年、旧国鉄高森線と高千穂線を結ぶ工事が始まったのですが、度重なる出水事故が発生し、その湧水量の多さから鉄道建設は中止に。その跡地にできたのが、この「高森湧水トンネル公園」です。
トンネルの長さは2055m、湧水量は毎分32t。一般開放されているのは、このうちの片道550m部分のみです。トンネル内は掘り残された岩盤から滝のように流れる水源や、キラキラ輝く仕掛け噴水“ウォーターパール”など、ただトンネル内を散策するだけでなく見て楽しめる公園となっています。
トンネル内の温度は、年間を通して約17度。夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴です。
公園といえどトンネル内なので雨の心配もなく、梅雨時期にぴったりのスポット。
公園内では様々なイベントも開催されており、毎年7月には「七夕まつり」、11月中旬~12月には「クリスマスファンタジー」が開催されています。
入場料は、中学生以上が300円、小学生が100円、小学生未満は無料。
梅雨でも楽しめるスポット④ 長崎ペンギン水族館(長崎県・長崎市)
長崎県長崎にある、「長崎ペンギン水族館」。元は長崎水族館として運営していた施設で、1998年に一度は閉館したものの、市民からの多くの声を受け2001年に「長崎ペンギン水族館」として再オープンした、全国的にも珍しいペンギンに特化した水族館です。
「長崎ペンギン水族館」では、世界に生息するペンギン18種類のうち、9種のペンギンを飼育。今でも約180羽のペンギンが、のびのび暮らしています。
愛くるしいペンギンは種類ごとに見た目も少しずつ違えば、性格もそれぞれ強い個性を持っています。「長崎ペンギン水族館」ではこの個性豊かなペンギンたちを、いっぺんに観察することができるとっても珍しい水族館なのです。
館内設備も特徴的で、国内最大級の水槽「亜南極ペンギンプール」では、ペンギンが空を飛ぶ鳥のように泳ぐ姿を見ることができ、また「コガタペンギン飼育場」では、オーストラリアからやってきた世界で一番小さなコガタペンギン歩く姿を見ることができます。ヨチヨチ歩く光景は、とっても可愛いですよ。
また自由に過ごすペンギンを間近で観察できる「ふれあいペンギンビーチ」では、エサやりも体験できるなど、触れ合い体験も豊富。屋内なので天候に関わらず楽しめるのが何よりいいですよね。
料金は大人が520円、幼児・小中学生が310円(3歳未満は無料)。
いかがでしたか?
今回は梅雨時期でもお出かけを楽しめる、というテーマで4スポットを厳選してみました。
しかしながら甲乙つけがたいほどどの施設もとっても魅力的なので、ぜひ天候問わず遊びに行ってみていただきたいです。
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