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ヤミツキ必至の日替わり創作スパイスカレー

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西鉄香椎駅から歩くこと数分。高架添いに建つビルの2階に、満面の笑みでカレーを持つ男性のイラストが見えます。このイラストのモデルが山崎和平(かずへい)さん。東区で2店舗を展開する「和平カレー」のオーナーにして、アイデアに溢れた独創的なオリジナルカレーを作り出すカレー職人です。

和平カレー外観

福岡のスパイスカレー店はまず間借りカレーからスタートして実店舗を開店するケースが少なくありませんが、山崎さんもその一人。親不孝通りの小さなバーでの間借り営業を経て、2021年東区名島に「和平カレー」を開業。スパイスカレー店が少ないといわれる東区エリアで行列ができる人気店となり、2022年10月に2号店として香椎店をオープンしました。

和平カレー店内

カレー作りはまったくの独学という山崎さん。食べ歩きを重ねながら独自にオリジナルのカレーを研究し、そのレパートリーはなんと30種類以上! 日替わりのカレーは「手に入る食材にもよりますが、自分が作りたい、食べたいと思うカレーを作っています」と、あくまでも自分の感覚を大切にしています。

和平カレー一種盛り

階段を上がり、スパイスの香りが漂う店内に入ると、まずは食券機で「カレー1種盛り」(1,280円)か「カレー2種あいがけ」(1,380円)を選ぶシステム。日替わりカレーは毎日3種類ですが、そのうちの1つは定番の「パキスタンカレー」です(写真はスパイスエッグ100円をトッピング)。間借り時代からの人気メニューというパキスタン風のカレーはトマトだけを使った無水カレーで、チキンがホロホロの繊維状になるまで煮込まれています。チキンの旨味に20種類ものスパイスによる辛さ、ほろ苦さ、爽やかさが同居した複雑な味わいで、なるほどこれはクセになりそうです。

和平カレーあいがけ

「海老グリーンカレー」と「鴨ネギキーマカレー」は2種類のあいがけでいただきました。プリプリとした海老の食感と、スパイスで炒めた香り高い鴨ネギのそれぞれを味わった後、混ぜ合わせて味変を楽しめるのがあいがけの醍醐味といえます。そして、見逃せないのがカレーに添えられた色とりどりの副菜です。豆カレーに玉ネギ、ブロッコリー、茄子のアチャー、コラサンボルとポルサンボルで、さらに甘みや酸味、旨味をプラス。スリランカ版のふりかけといえるサンボルには「モルディブフィッシュ」の代わりに鰹節を使っているのも「日本人好みの味付けにしたかった」という、山崎さんのアイデアから。一度食べると何度も食べたくなるのは、そんな隠し味にも秘密があるようです。

和平カレー_ジャークチキン

また、サイドメニューとして「骨付きジャークチキン」(1本150円)があり、こちらはビールとの相性が抜群です。
カレーのオプションとして佐賀・武雄市の江口農園から取り寄せているパクチーの爆盛り(120円)、ライスを「パスマティライス」(100円)に変更することもできます。

和平カレー店主

看板のイラストと同じように、いつも笑顔を絶やさない山崎さん。その「和平カレー」を食べれば誰もが笑顔になれる、ハッピーな一皿です。

和平カレー 香椎店
福岡市東区香椎駅前1-19-4かしいスクエア2F
090-1347-5837

店舗名:和平カレー 香椎店
ジャンル:カレー
住所:福岡市東区香椎駅前1-19-4かしいスクエア2F
電話番号:090-1347-5837
営業時間:11:30~OS14;30(日曜は昼営業のみで0S15:00)/18:00~OS20:30(金曜は~OS21:30)
定休日:なし
席数:カウンター11席
個室:なし
メニュー:カレー1種盛り1,280円、カレー2種あいがけ1,380円、スパイスエッグ100円、パクチー爆盛り120円、骨付きジャークチキン(1本)150円
URL:https://www.instagram.com/kzhi.curry.kashii/

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この記事を書いたひと

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