AIで“災害に負けない社会”へ、従業員の出勤や設備被害にDX活用
DX=デジタルトランスフォーメーションを活用する取り組みで、九州経済連合会が防災や減災に取り組むプロジェクトチームを設立しました。
災害時の従業員の出勤にAI
九州経済連合会・田中徹常務理事「DXを活用して一緒に連携して取り組んでいくことが、住民のみなさんの生命を守れたり、企業の大きな損失を避けることにつながる」
九州経済連合会は22日、損害保険会社やIT企業と組んで九州防災DXタスクフォースを設立したと発表しました。タスクフォースは当面、災害が起きた際のAIによる避難情報の発表や従業員の出勤管理、企業の施設や設備の被害状況の確認などに取り組みます。
災害に負けない社会を目指す
また、特に落雷によるリスクが高い半導体関連工場向けに、落雷予測技術の検証も行います。
タスクフォースのメンバー・Iーレジリエンス小林誠社長「九州は半導体工場が増えている。新しい落雷予測技術を用いて、できるだけ被害を低減したい」
九経連は約1000社の会員企業にも参画を呼びかけ、「DXを活用して災害に負けない持続可能な社会の構築を目指したい」と説明しています。
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