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市営住宅で発見の頭蓋骨 司法解剖で「高齢女性か」 住人の母親は2010年ごろ最後に確認されず

福岡市南区の市営住宅で人の頭蓋骨のようなものが見つかった事件で、警察は23日、司法解剖の結果、見つかったのは人の頭蓋骨で、高齢女性で矛盾しないと発表しました。


◆病死した住人の部屋から発見
警察によりますと、福岡市南区市崎の市営住宅で21日午前、押し入れの中のバッグに人の頭蓋骨のようなものが入っているのを警察官が見つけました。この部屋では2023年4月、住人の男性(当時70)が病死しているのが見つかり、一緒に暮らしていた母親(101)と連絡が取れないことから警察が捜索を続けていました。


◆母親の年金は2023年まで支給
司法解剖したところ、見つかったのは人の頭蓋骨で、「高齢女性と矛盾しない」とする結果だったということです。また、頭蓋骨に切断されたような傷痕とかはなく、アルミホイルに巻かれてきれいな状態でした。
その後の捜査で、2010年ごろを最後に母親を見かけた近隣住民はいない一方、母親の口座には2023年8月まで毎月年金が支給されていて、2月までは引き下ろされた形跡が見つかりました。警察は死体遺棄事件として捜査しています。

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