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「ワン!と鳴くカエル」の新種を発見 独自の進化とげ虫のように鳴くカエルを展示 福岡

本州から九州にかけて生息する「タゴガエル」 春になると、求愛のため犬のように「ワン」と鳴くのが特徴です。このタゴガエルの新種が見つかりました。福岡県北九州市の博物館で展示されています。

独特の求愛行動と縄張り争い

 

会場には、他にもオサガニやハクセンシオマネキなど様々な生き物の求愛行動や縄張り争いが紹介されています。

 

 

戦うために体の一部が変化した生き物もいます。世界最大のカブトムシ・ヘラクレスオオカブトのオスの「立派な角」

 


クジラの仲間イッカクのオスは、「歯が変化した長い牙」を持っています。

メスがオスを取り合う「タマシギ」

一方、メス同士でオスを取り合う生物もいます。水田などに生息する「タマシギ」は、鳥類では珍しくオスが子育てをし、メスは卵を産んだら巣を離れ二度と戻ってこないそうです。

 

いのちのたび博物館 学芸員 竹下文雄さん
「オスが単独で子育てをするという彼らの特徴がそのような逆転するパターンを生み出したのではないかと考えるのが妥当ではないかと思います」

 

 

 

生き物の不思議と魅力を感じることができるこの特別展は、いのちのたび博物館で9月18日まで開かれています。

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