【敬老の日】脳の“反応速度”はいかに?高校生が開発「色と文字の組み合わせ」脳トレで健康チェック
「敬老の日」の18日、福岡市東区では高校生が制作した脳の反応速度を試す脳トレゲームなどを活用して、高齢者が健康状態をチェックしていました。
“集中力を鍛える”高校生がお年寄りのために開発
RKB今林隆史「画面に出てくる色を選んで反応速度を試すこのゲーム。高校生が開発したものです」
タブレット端末の画面に映し出される色と文字の組み合わせを選んで脳の反応速度を試すゲーム。福岡工業大学附属城東高校の生徒が集中力を鍛えて脳の活性化に役立ててもらおうと、この日のために開発したものです。
開発者の大迫紀直さん(16)「ゲームを高齢者の方に楽しんでもらいたくて」
それぞれのペースで楽しめるつくりに
ゲームのレベルは4段階あり、参加した人たちはそれぞれのペースで楽しんでいました。
脳トレした女性「年配の人のことを考えてくれて敬老の日だしすごくいい」
このゲームは敬老の日のイベント「シニアTRYアスロン」で紹介。会場にはほかにも体力や運動機能、認知機能をチェックするコーナーもあって、参加した高齢者は楽しみながら体や頭の状態をチェックしていました。
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この記事を書いたひと
今林隆史
1976年生まれ 福岡市出身 政治・経済などのニュース取材に加え、ドキュメンタリー番組の制作にも携わる。第58次南極観測隊に同行。JNNソウル特派員として韓国の大統領選挙(2022)などを取材。気象予報士・潜水士の資格を有し、環境問題や防災、水中考古学などをライフワークとして取材する。 番組「黒い樹氷~自然からの警告~」で科学技術映像祭 内閣総理大臣賞(2009)、「甦る元寇の船~神風の正体に迫る~」同映像祭 文部科学大臣賞(2013)など受賞。