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大学生の部 公開講座「八女茶の魅力を知ろう」 明光院昌子

今年はなんと八女茶が600周年を迎えるそうです!!
そこで10月7日(土)に行われました、JAグループ福岡主催「食農ラ部!」大学生の部 公開講座「八女茶の魅力を知ろう!」という県内の大学生を対象とした八女茶の魅力を伝えるイベントに行ってきました。
 

 

筑後広域公園県南公園内の茶畑にバスで到着したおよそ30名の大学生!!
JAふくおか八女の野中組合長も、八女茶丸の被り物で学生たちを迎えられお茶摘み体験からスタート♪生産者の方に摘み方を習いながら皆さん真剣な表情で摘んでいました。
 


大学生に参加理由を聞くと、8割9割の学生が普段ペットボトルのお茶しか飲んだことがない!そもそも急須が家にない、だからお茶っぱでどんな風にお茶を淹れ、どんな味なのか知りたい。という答えが大多数でした。
そんな八女茶は玉露・緑茶の中で最高峰のお茶が日本一!!実は生産量は全国で約2.3%という意外な数字ですが、今年も全国茶品評会で静岡・鹿児島など有名な産地のお茶が集結する中、23年連続八女玉露が日本一の産地賞を受賞したんだとか!どれだけすごいか分かりますよね!
地域の気候・雨の量・土・矢部川の清流・そしてなんといっても600年の技術の継承。
生産者さんの努力の積み重ねがこの旨味を作っています。

さらに、イベントではマル永製茶 3代目 日本茶インストラクターでもある永松優次(ゆうじ)さんによるお茶の淹れ方教室もあり、大学生は急須で入れた美味しい八女茶の贅沢な飲み比べもできました◎
 

旨味が強く本当にお茶が甘いと感じ、にがみ渋みが少ないお茶の美味しさに学生達は何回もおかわりしていましたよ♪

 


お茶を使ったお料理・緑茶クリームチーズのカナッペやデザートに抹茶のババロアも振舞われました。
生産者さんにお茶についての質問やお話をじっくり聞いて、飲んで食べて学んでという大充実の公開講座◎なんと参加者にはお茶や急須もプレゼントされました!

生産者の永松さんは「淹れ方一つ、温度、茶葉の量で一杯ずつ味が違う、それがこのお茶の楽しみ方!伝統を大切に守りながら、その時代に合わせ新たなお茶の楽しみ方もこれから生み出し魅力を伝えていきたい」とお話されました。

参加者も「ペットボトルのお茶の味と違って甘みが強く驚いた」「美味しすぎてこれからお茶の見方・飲み方が変わりそう」「遊びに来た友人にもかっこよく急須で淹れたお茶でもてなしたい」など沢山の感想と共に、ワールドカフェでは今の気持ちを漢字一文字で表明。
「継」「育」「伝」「広」「惹」「挑」「発」などの言葉が聞かれました◎
国消国産!これからも美味しい八女茶を大切に飲んでいきたいですね◎

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