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ノーベル賞受賞の天野浩教授「窒化物半導体には未知の性能」スマホ充電器で使われる“窒化ガリウム”の将来性を語る

家電製品や電子機器に欠かせない半導体に関する国際会議「窒化物半導体国際会議」が福岡市で開催されています。初日の13日は、青色LEDでノーベル物理学賞を受賞した天野浩(あまのひろし)教授が講演を行いました。

半導体の専門家1200人が九州に“集結”

名古屋大学・天野浩教授「白色LEDができたことでスマホがフルカラーになったように、これからもっともっと新しいアプリケーションが研究開発されていく。電気自動車用のインバータやDC/DCコンバーターなど車の内製品は全て窒化ガリウムに換えようというのがひとつですね。自由に研究できてそれが社会貢献につながることが一番大切なことだと思います」

会議には世界32の国と地域から約1200人が半導体の研究者が出席し、約40の企業がブースを出展しています。次世代のパワー半導体として注目される窒化物半導体国際会議は今月17日まで開かれています。

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この記事を書いたひと

三浦良介

1999年入社、テレビ営業部、大阪支社勤務を経て2011年から情報番組のディレクターを務める。2016年から報道記者として政治・経済を中心に取材奮闘中。