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地球温暖化の影響も 紅葉の見頃迎える国の名勝「九年庵」秋の一般公開

国の名勝に指定されている佐賀県神埼市の九年庵が15日から一般公開され、紅葉を楽しむ大勢の人でにぎわっています。

紅葉が見頃 全国各地から見物客


RKB奥田千里「紅葉とコケのコントラストがきれいな九年庵。開場から1時間ですが、たくさんの人が訪れています」

九年庵は、佐賀出身の実業家、伊丹文右衛門とその息子伊丹弥太郎が明治時代に築いた庭園で、佐賀県で唯一国の名勝に指定されています。一般公開初日の15日、紅葉が見頃を迎えた美しい景色を楽しむため、全国各地から大勢の人が訪れていました。

兵庫から訪れた女性「きれいですね。空気も澄んでいるし。それがすごく気持ちいい。お天気で良かった」
北海道から訪れた女性「まだちょっと早いかも知れないけど、きれいですね」

紅葉シーズンは年々遅く 地球温暖化の影響か


地球温暖化の影響か、紅葉の時期は年々、遅くなっています。特に今年は、11月に入っても夏日を観測するなど先週まで気温が高い日が続きました。

神埼市役所商工観光課執行真知子さん「今年、ちょっと暖かかったから色づきが遅れているんですね。ただ、この2、3日急激に冷え込みましたから、意外といい色合いが今出てきたなという感じはします」

これから本格的な見頃を迎える九年庵の紅葉、今月23日まで一般公開され、期間中、およそ6万人の来場が見込まれています。

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