「尋常じゃない速度で走っている」バイクの暴走で“体感治安”悪化?福岡市のベイサイドエリアで検問すると4時間で14人検挙
福岡市のベイサイドエリアに“バイクの爆音”が響き渡るのが日常化しています。近隣住民からは、「騒音で眠れない」といった苦情が相次いでいます。暴走行為が体感治安の悪化につながっている側面もあり、警察は取り締まりの強化に乗り出しています。
「検問」を実施すると…整備不良などで14人を検挙
福岡県が去年、県内に住む18歳以上の男女計400人を対象に行った調査では、「福岡県が治安がよく、安全で安心して暮らせる県だと思いますか」という質問に対し、回答した368人のうち17%にあたる64人が、「そう思わない」と答えました。その半数以上が「車・バイクの爆音走行や暴走行為を見かけるから」と回答しています。先週、警察は福岡市のベイサイドエリアで通行するバイクの排気音やハンドルの高さなどを調べる検問を実施しました。午後9時からの4時間で、車両の整備不良や速度違反などにより計14人が検挙されました。
博多臨港署・太田吉治交通課長「(大音量の排気音は)大多数の方にとっては騒音、迷惑でしかありません。多くの人が迷惑していると言うことがわかって頂ければという風に思っております」
今後、警察は昼間にも取り締まりを実施するなど対策を強化していく方針です。
この記事はいかがでしたか?
リアクションで支援しよう