なぜおじさんの顔が「かわいい!」のか おじさんの顔を焼き付けたお菓子が人気 実在するモデルを探してみると…
福岡県北九州市で、“おじさん”の顔を焼き付けた甘いお菓子「おじ焼き」が若い世代に人気です。実在する“おじさん”をモデルにした新商品も開発中。一体何が、若者をひきつけるのか。
目次
別の「おじさん」をモデルに新商品の開発も
「おじ焼き」の売れ行きは好調ということで、開発した企業は、「おじさん」をモデルにした新商品の開発を薦めています。この日は、飴のモデルになる新たな「おじさん」に、できあがった顔のイラストを確認してもらうとのことで、記者も同行しました。向かったのは、お茶屋さん。待っていたのは、緑の法被を着た店主の岡崎勤さん(76)です。
早速、企画会社の代表が、完成した岡崎さんのイラストを取り出しました。
企画会社合同会社ポルト 共同代表 菊池勇太さん
「岡崎さんの特徴を捉えているでしょ」
岡崎勤さん(76)
「似ているか、よう分からんのですよ。自分は、イラストよりもっと男前やと思ってるけん」
おじさん第2弾の新商品は『くせになるメロン味』の飴
“くせのあるところがかわいい”とモデルに選ばれた岡崎さん、『くせになるメロン味』の飴になる予定です。
岡崎勤さん(76)
「あめちゃんでしゃぶられてしゃぶりつくしてほしいですね(笑)」
開発者は「人柄の良さも一緒に伝えたい」
合同会社ポルト 共同代表 井上夏樹さん
「お父さんたちの人柄の良さ、そういうのも一緒に伝えられるといいですね。門司港は、ディープで面白いところがたくさんあるので若い世代や観光客の方にも知ってもらいたいなと思っています」
「おじ焼き」を開発した企業は、飴以外にも、新たな“おじさん”をモデルにした商品を開発したいと意気込んでいます。これに、岡崎さんもまんざらでもない様子です。
おじさまグループ結成も視野?!
岡崎勤さん(76)
「7人くらいでね、おじさまグループの『ナナレンジャー』とかね。そんなんでいいんじゃないですか」
記者
Q担当は(法被の)緑?
岡崎勤さん(76)
「そうですね、私緑がいいですね」
「かわいいおじさん」の世界は、どこまで広がっていくでしょうか。
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