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JAふくおか八女 青年部・平井さんの八女茶 小山正代

 

今回はこの絶景で育てられた八女茶を紹介しました!!

写真は八女大茶園。この場所では八女の様々なお茶農家さんが茶葉を栽培しています。

同じ環境でしかもすぐ側で育ててもお茶の味は変わるそうです。

そう教えてくださったのは

JA八女青年部で㈲グリーンワールド八女 取締役 平井英治さん。

 

 

 

(取材の日は雪が降り大茶園は風が強く髪の毛が凄いことになっています)

個人個人で加工所があることで、作る人の技量がお茶にでる。

隙間の幅・バネの圧が何ミリ・風の強さ蒸す時間ちょっとしたことが味に出る。

茶商の問屋さんもそれぞれの好みで買って行くそうです。

でも工程が増えるとミスも増える。その分しっかり管理しなくちゃいけない!

とお話されていました。

家によって味噌の味が違うように、各農家でお茶の味も違う!面白いですね!!

 

 

平井さんのお茶は、苦味・甘味のバランスが丁度よく、飲み干すときに残った甘味が流れ込む。スタジオのお2人もお代わりを求めるほど美味しかったです。

 

そんなお茶農家さん、冬の時期は剪定作業などあるものの比較的手が空くそう。

その時期を使い平井さんの会社では16.7年前から青汁などに使う大麦若葉も育てています。

作っているのはお米を育てた後の田んぼ。高齢の方はお米の収穫後の田んぼはそのままで休耕地になる事が多い。その休耕地を利用して大麦若葉を育てているそうで、貸した方は収穫後の大変な作業はしなくていいうえに、大麦若葉を育てる時に肥料など入れて土を肥やすので生きている土壌が戻されるそう。土壌のサイクルができる為、どちらも嬉しい取り組みですね。

その八女茶と大麦若葉との複合経営が認められて経営部門で農林水産大臣賞の天皇杯を受賞されています。

また、平井さんのところでは「JGAP」=適切な農業管理の基準をクリアしたところに与えられる認証も取得。(250項目くらい審査され認証される)

新しい取り組みなどに挑戦して、消費者やお店がより安心して利用できるどこにでも出せる商品、環境作りを頑張っているそうです。皆さんも是非飲んでみてくださいね♪

 

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