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福岡空港のスマートレーン24日から 処理能力1.5倍に 保安検査場の混雑緩和に期待

長蛇の列が問題になっていた福岡空港の国内線保安検査場で、24日からスマートレーンが運用されます。手荷物検査の処理能力が上がり混雑緩和が期待されています。

3次元画像でX線検査

 

福岡空港の国内線北保安検査場で24日から運用が開始されるのは、X線CT検査装置を備えたスマートレーンです。同時に4人が検査の準備をすることができ、手荷物を載せたトレーは自動で動きます。

 

 

RKB 三浦良介記者
「スマートレーンでは3次元画像を用いたX線検査を行うため、手荷物からパソコンやペットボトルなどを取り出す必要もなく、スムーズな検査が可能です」

爆発物の有無は自動で検知

 

また、これまでは保安検査員が確認していた爆発物の有無を、自動で検知するほか、使用済みのトレーも自動で返却されるため、係員がトレーを元の場所に戻す作業もなくなり、効率化が図られます。

検査可能人数 1時間170人→250人以上に

 

1レーンあたりの検査可能人数は、1時間あたり250人以上で、処理能力は現在の約1.5倍に向上し、保安検査場の混雑緩和が期待されます。

 

 

福岡国際空港 岩本哲也 国内営業開発課長
「保安検査員の人手不足に対応できずに検査に必要なレーンのオープン数を確保できなかったことがありました。長蛇の列ができるなどお客様に大変ご迷惑をおかけしておりました。お客様にとってストレスなくスムーズに利用できる空港にしていきたいと考えております」

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この記事を書いたひと

三浦良介

1999年入社、テレビ営業部、大阪支社勤務を経て2011年から情報番組のディレクターを務める。2016年から報道記者として政治・経済を中心に取材奮闘中。