JA糸島青年部・溝口さんのアネモネ 竹下明子
糸島市のアネモネ農家さん、JA糸島青年部の溝口雄太さん(35)の作業場に伺いました。
作業場には朝6時から摘んだ色とりどりのアネモネが長さ別に並び、選別されていました。
その数、約4000本!
そんな中、最初に伺ったのは、切り花としてお花屋さんでアネモネを楽しめるのは
今年4月上旬までだというお話。
種屋さんの高齢化が理由なのだそうです。
残り2か月間も変わらず、溝口さんは大切にアネモネを育てます。
お米のように、アネモネを育てるには88の苦労があるとお話されました。
アネモネ畑はなんと300坪!
雑草を抜くことも大変で、朝6時から作業しているそうです。
ハウスの天井からはライトが約160個下がっています。
アネモネの様子を見ながら光を当てた方がよいかなどを判断して、
ライトをつけたり消したりするのだとか。
また、アネモネは光を浴びて開き、夜になるとまた蕾みます。
その、開いて蕾んで、開いて蕾んでの、3回目が出荷に一番最適だということで、
アネモネの1本1本の数を数えているそうです。
収穫後の作業場では1日に4000本!
蕾の中に虫が紛れていないか1本1本、花びらを軽くめくりながらチェック。
茎の太さにより価格が変わるそうで、ストローを1本1本通すのも4000本!
ビー玉くらいの蕾が開くと、コースターくらいの大きさのアネモネに
鮮やかに大きく開く姿も見てほしいです◎
溝口さんの『きれい。くらいの気持ちで喜んで貰えたらな。』
という言葉が印象的でした。
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