夜の廃校でお化け屋敷 プロ顔負けの演出に悲鳴 地元の住民は「有料でもいいから開催して」
廃校となった小学校で、不定期で開かれる「お化け屋敷」があります。地元の大人たちがほぼ手作りで企画運営するお化け屋敷は、プロ顔負けの演出で、普段は静かで寂しい校舎が悲鳴と賑わいに包まれました。
目次
大工や板金加工の技術いかし演出
お化け屋敷の演出を含めた準備を担うのは、商工会議所・青年部のメンバーや地元の職人たち。ほとんどが手作りで、その技術がいかされています。
板金加工業
「板金屋さん、車屋なので、色を塗って血のりの演出をしました」
大工
「全校舎の暗幕張りをしました。改修工事とかで暗幕を張ることはありますね」
「怖いけど最後は笑顔に」を目標に
会場の準備が整った本番2日前、陣頭指揮をとっていたのは、宮若商工会議所青年部の松岡秀倫さん(35)。この日は、実行委員会のメンバーと一緒に、来場者を驚かすタイミングや危険な場所がないかを入念にチェックしました。
指示をだす宮若商工会議所青年部 松岡秀倫さん(35)
「今、先頭の人が来たタイミングで驚かしているけれど、もう少し遅らせてください。真ん中の人くらいで驚かすようなイメージのほうが、皆が怖がってくれます」
宮若商工会議所青年部 松岡秀倫さん(35)
「楽しんでもらって、怖いけど最後は笑顔になって帰ってもらう、というのを目標にしてやっています。それが宮若市の活性化につながればいいなと」
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