夜の廃校でお化け屋敷 プロ顔負けの演出に悲鳴 地元の住民は「有料でもいいから開催して」
廃校となった小学校で、不定期で開かれる「お化け屋敷」があります。地元の大人たちがほぼ手作りで企画運営するお化け屋敷は、プロ顔負けの演出で、普段は静かで寂しい校舎が悲鳴と賑わいに包まれました。
目次
本番当日 泣いてしまう人も
本番当日、普段は静かな廃校に、多くの子供たちや親子連れが集まってきました。
訪れた子供たち
「楽しみです!」
「怖いです!」
お化け役のメンバーは気合十分。子供たちが進んでくるのを待っていました。
お化け役
「全員泣かせるつもりでやっていきたいと思います」
「怖いというか、気持ち悪がらせます」
恐る恐るお化け屋敷に入っていく子供たちや親子連れ。ライトを頼りに真っ暗な夜の廊下や教室を進んで行くと・・・次々に飛び出すお化け。恐怖で泣き出してしまう人も。
訪れた人
「リタイアしよう、リタイアしよう。むりむりむり」
記者も体験しましたが
RKB 若松康志記者
「すごく怖くて。喉がカラカラです、叫びすぎて」
広報は校内放送とSNS 4倍を超える応募が
この日訪れた人は約220人。ほとんどが地元の人でした。
参加した人
「楽しかったです。怖かったです」
「最初の時点で泣きよったやん、怖すぎてさ」
「来年も行く!」
お化け屋敷の準備にかかる費用は、宮若商工会議所青年部などが負担していて、運営もボランティアで行われています。「廃校でまちおこし」をめざす手作りのお化け屋敷。入場は無料で、今回、市内の小中学校の校内放送やSNSで広報したところ、先着40組の枠に応募開始からわずか2日間で4倍の160組の応募があったといいます。地域の人からは「有料でもいいから続けてほしい」と開催の継続を切望する声があがっているそうです。
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