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夜の廃校でお化け屋敷 プロ顔負けの演出に悲鳴 地元の住民は「有料でもいいから開催して」

廃校となった小学校で、不定期で開かれる「お化け屋敷」があります。地元の大人たちがほぼ手作りで企画運営するお化け屋敷は、プロ顔負けの演出で、普段は静かで寂しい校舎が悲鳴と賑わいに包まれました。

暗闇に響く子供たちの悲鳴


「きゃー」
福岡県宮若市の「旧宮田東小学校」。2年前に廃校になった校舎から子供たちの悲鳴が聞こえてきました。夜、暗幕が張られた校舎の中は、真っ暗闇。おそるおそる進む子供たちに総勢60人のお化けたちが、次々に襲いかかってきます。

10校あった小学校は4校に


福岡市と北九州市、ふたつの政令市の中間に位置する福岡県宮若市は、1985年を境に人口が減少。2009年に10校あった小学校は、再編を繰り返し現在は4校になりました。少子高齢化が進む中でも、なんとか地域をもりあげたいと、宮若商工会議所青年部などが中心となって9年前から不定期で、廃校を利用したお化け屋敷を開いています。

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