ホークスの春季キャンプでは24日から対外試合が始まり、開幕へ向けたアピール合戦が繰り広げられています。
初の対外試合は台湾チームと
今年初めての対外試合は、台湾のチーム「楽天モンキーズ」との試合。スタメンには4番に山川穂高選手が入るなど、豪華な名前が並びます。先陣を切ったのは、今シーズン先発転向の大津亮介投手。しかし、3ランホームランを打たれるなど、2回を投げて、ヒット5本3失点と課題の残る内容でした。
ホークス初の「どすこい」!
打線の見せ場は3回、注目の新打線。まず3番の柳田悠岐選手が左中間フェンス直撃の2点タイムリー2ベースを放つと、4番・山川選手は打った瞬間にわかる、移籍後初アーチ。対外試合のチーム第1号でした。ベンチ前ではホークス初の「どすこい」!
山川穂高選手「ホームインした瞬間から、ギータ(柳田)さんが『どすこい見たい』って叫んでいたので、一緒にやりました。」
打線が爆発したホークスは、15安打11得点で、小久保監督初采配を大勝で飾りました。
日本ハムから移籍の長谷川投手が3者連続三振
25日は、柳田など主力が外れ、若手がスタメンに入ります。先発は、開幕投手に指名された有原航平投手。先頭打者にヒットを許しますが、続くバッターを併殺打に仕留めるなど、打者3人をわずか7球で退け、上々の試運転となりました。
この日の投手陣で最もアピールしたのは、現役ドラフトで日本ハムから移籍した変則左腕・長谷川威展投手。最初のバッターを三振に仕留めると、その後も立て続けに三振を奪い、3者連続三振。小久保監督も「きょう一番光っていた」と振り返るほどのインパクトで、存在感を存分にアピールしました。
長谷川威展投手「すごく緊張していたが、第一印象がすごい大事だと思っていたので、気合を入れていきました。最終的にまっすぐで空振りを取れたのがよかった」
打線はし烈なレギュラー争い
一方、打線は、ヒットで出塁した育成の川村が初球から盗塁を決めると、さらに井上。三森も盗塁を成功させ、前日の試合とはうって変わって機動力でアピール。2試合連続2桁安打で、し烈なレギュラー争いが続いています。
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