「6000万円稼ぎましょう」の謳い文句も…被害増加傾向の“金融商品詐欺”その実態を被害者が語る
日経平均株価が史上最高値を更新するなど投資への関心が高まるなか、詐欺の被害も増えています。うその投資話を持ちかけられ数千万円をだまし取られた男性が被害の実態を語りました。
去年を大幅に上回るペースで被害急増、背景には投資への関心の高まりも
株や証券などに関するうその情報を伝え、利益が得られると誤信させて金をだまし取る「金融商品詐欺」。福岡県内では、去年19件と被害が急増し、被害の総額は3億3000万に上りました。今年は、今月25日時点で39件と去年を大幅に上回るペースで被害が起きていて、被害の総額は、すでに6億円を超えています。
福岡県警・生活安全総務課犯罪抑止対策室 下村篤史室長「投資名目の金融商品詐欺につきましては、著名人の名前が使われることが多くございます。絶対に儲かる、あなただけに教えますよ、といったうまい話は詐欺だと思ってください」
男性は、金融機関からの声掛けで初めて詐欺の被害にあったことに気付きました。
男性「1回の投資で普通100万、200万の利益は出ませんから。(詐欺ではないか、ということを)取引の際に確認したかというと確認してないんですよ。なんにもしてないじゃないか、というのが自分の反省」
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